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雪のない穂高 一月の上高地にて

■山行日:2020年01月25日(土)
■山:上高地
■目的:雪の穂高を臨む
■ルート:ゲート(09:30)-大正池(10:30)-田代橋ーBT(12:20-13:30)-ゲート(15:00)

もう何度目だろうか、冬の上高地
しかし今年ばかりは例年と違うはずだ
そう、それはこの記録的な暖冬によって
あの冬に閉ざされた世界、厳しく、恐ろしいまでに美しい
あの閉ざされた世界が、いったいどうなっているのだろうか
その不安は、先ずゲート前の人だかりから現実となった
なんだこの人の多さは・・・
しかも、いったい、いつからアジア系ツーリストの団体が来るようになったんだ
出鼻をくじかれた感に負けぬよう、暗いトンネルを進んだ
アイゼンどころかスパイクも無いツーリストたち
トンネルを抜けて始まるカリッカリな凍結林道で倒れまくっては歓声を上げ
せっかくの静寂を台無しにする、そんなシーンを腹立ただしい思いで見ていたが
まぁ、彼らに罪はないだろう、装備を案内していないツアーが悪いのだ
それに、どんなに転んでも笑い、お互いをカメラで写し、穂高をバックに笑ってる
そんな姿もある意味ほほえましいじゃないか
なんて大きなココロを持てたのも
きっと、この曇天ながらも美しい大正池の姿が拝めたからだろう
曇天のため、いつもなら、焼岳を正面に臨める湿原も急ぎ足
田代池を抜け、梓川沿いをザクザク進む
田代橋の冬季開放トイレを借りて一息入れていると
待ち望んでいた瞬間がやって来た


霞沢岳から陽が射し込み
ここまでは、俯いて歩いていた薄暗い上高地がどんどん輝いてゆく
あぁ来たよ、今年も来たよ
やっとそう想えた冬の上高地
しかしどうだ、この雪の無さ
覚悟はしていたが、これじゃまるで開山祭の穂高だ
と、一度はうなだれたが
雪は少なくとも
この澄んだ青空と、白い穂高
そして足元に赤く燃えるケショウヤナギ
まるで冬の三段紅葉じゃないか
三段紅葉を楽しんでいると
河童橋を目指して、にぎやかなグループが数組追い抜いてゆく
こりゃ今日はうるさそうだな
河童橋を渡った、岳沢を正面に眺めるところで過ごすのが好例だけど
BTの裏手、対岸の燃えるケショウヤナギを眺めながら、まったりランチ
そうしてる間も、次から次へと団体さんたち
にぎやかな上高地は苦手だ
ランチを終えると、さっさと帰ろう
雪が無く
代わりに多くのハイカー
いちばん好きな冬に閉ざされた上高地とはかけ離れてはいたけれど
それでも穂高は穂高
その姿は、やはり美しく
冬の三段紅葉に満足の一日となった

コメント

コメント一覧 (2件)

  • SECRET: 0
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    スロの兄貴。

    はー、やっぱり雪の穂高はきれいねぇ、
    上高地は別格ねぇ。
    一緒に笑って歩いてる気分になりましたー。
    スロさんの語りは面白いなー

    0

  • SECRET: 0
    PASS:
    yakoさん

    >スロさんの語りは面白いなー

    ワタシなにか面白いこと言ってますかい??
    本人は至ってマジメなのですが~^^;
    ほんと雪が無くっても穂高は特別ですよね(^^) 0

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