MENU

十石山モノクローム

■山行日:2026年03月15日
■山:十石山
■目的:穂高雪景色
■ルート:登山口(06:30)-山頂(10:00-10:45)-登山口(13:00)

このところ、週末の度に行きたいエリアの天気が良くない
毎シーズン楽しみにしている、丹沢も雲取も、予報が良くても雪が無い

と、なんだか雪を踏んでないことにもやもやしてばかり
この週末も予報はイマイチだったが、穂高エリアはまだましな様子に
久しぶりの十石山から雪の穂高を拝みに行こうと決めた
白骨温泉から登山口へ向かう林道は、ところどころ氷の塊
大阪ナンバーが二台止まる姿に驚きながら歩き始めると
午前中は晴れ模様だったはずの予報に反し、曇天で寒い
ところどころに走るスキー板のトレース、スノーシューの踏み後に
この山の雪山としての人気が伺える

湯沢平を過ぎても、空はどんより、自分のココロもどんより

後ろから追いついて来たソロ男性と挨拶がてら会話する
その彼の関西弁が懐かしく、奈良県からだと聞くと、なお嬉しくて
この冬の大峰はどうなの?なんて、いろいろ話し込み
彼いわく、関西の山は雪が無くて、ここまでやって来たとのこと

いやー、穂高見えたらめっちゃアガりますわ
少し休憩するという奈良県の彼と別れると、見えて来た穂高を仰ぎながら
座り込んでいる4人グループ、こちらも関西のアクセント
きっと登山口の大阪ナンバーだろう

そのグループも同じように、関西はどこも雪が無くて、とこぼしてる
やっぱ、雪の穂高は最高っすねー

先ほどの彼と、この4人、そして自分の6名が関西からここへやって来てる
そのことがなんだか、不思議でもあり愉快でもあり
森林限界を超え、最後の急登を越えると
そこはモノクロームの世界だった
曇天ではあるが、モノクロームな世界は美しく
特に、雲に浮く白山の神々しさ

あの峰には、きっとまだ誰も登っていないだろう
そう思うと、神住む山の美しさがいっそう際立って見え

あぁ、この白山を拝めたら充分じゃないか
少しでも晴れ間を期待して待ち続けたが、寒さも限界となり
雲に浮く白山に別れを告げ下山を開始する
と、一気に下り始めたとき
あれ?今日って、穂高を拝みに来たはずじゃなかったけ

ま、いいか
最後に、白山を振り返り振り返り
ザクザクと雪を踏みつけて下ってくと

空が明るくなってきた
えー、、、なんだよそれ
あと15分待ってたら、あの白山は

って、言ったところでどうにもならない
ま、そんな日もあるさ

下山後はいつもの湖畔の湯に立ち寄り、湯船に浸かりながら
きっと、下山時間いっぱいまで穂高を楽しんでるであろう
関西ハイカーたちの笑顔を思い浮かべた
目次