
■山行日:2024年09月26日ー28日


管理所を過ぎ、剱澤小屋を過ぎると自分以外には誰一人いなくなる
この先のルートは、日々雪渓の状況によって歩き方が変わって行くので
真砂沢ロッジのサイトで最新状況を確認する必要がある
今現在は雪渓は溶けているため夏道を歩くようにとのこと
剱沢は過去に一度雪渓の上を歩いただけ、夏道のイメージは掴めないまま下り始める
いざ歩き始めると、ザレた細いトラバース、足元の危うい激しいアップダウン
フィクスロープや鎖を頼ってなければ進めない
そんな危険な箇所の連続となっていた


トラバースで立ち止り、足元に広がる腐った雪渓、険しい谷を見上げ


夏道の終端は、壁に打ち付けられたアンカーとロープだ

雪渓に降り立ってからは、ベンガラと岩のペンキの案内に従って
左岸沿いへ進みながら夏道を真砂沢へと下って行く
雪渓はいつ崩れるか分からないような状態だ
剱沢で合流した同郷の先輩と、もう一人の男性の三名だけ
ロッジは個室状態に区切られていて、布団はふかふか
しかも、このロッジでは水が豊富にあるので、お風呂に入れるのだ

小さな湯船でも、汗を流し湯につかることが出来る幸せ
湯上りにテラスで缶ビールを飲んでいると、一日の疲れも癒されて
2009年の山旅では、ハシゴ谷乗越からルートを外してしまい
ヤブと崖の連続を歩き通した結果、この対岸の崖を滑り降りて
凍えるような冷たさの真砂沢を裸足で渡渉してここでテントを張ったっけ
お前って北アルプスの最深部でバカなことやってたよな
と、15年も前の自分に苦笑いで突っ込みながら
遠い遠いあの日のことを想い出すひととき


真砂沢ロッジは食事も美味しく、特にお米の炊き方は素晴らしく
こんな場所でどうやったらここまで上手に炊けるのだろうかと
感心しながらお代わりもして、満腹になるとふかふかの布団で眠りについた

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