MENU

日帰り北アルプス 常念岳

■山行日:2020年09月21日
■山:常念岳
■目的:日帰り北アルプス
■ルート:一の沢(05:40)-乗越(09:15-09:45)-山頂(11:30-12:00)-一の沢(16:00)
前から狙ってた越後のヤマへ遠征するつもりだったが
前夜になって天気予報は午前中に雨が残ると表示された・・・
CT12時間を要するヤマで出足をくじかれる天候じゃダメだな
じゃどこにしようか?同じようにロングで歩けるところは無いか?
ふと思いついたのはブロガー仲間の記事だった
そうだ、そうしよう、常念日帰りとしよう

深夜03時半、一の沢登山口はやはり満車
そりゃそうだよシルバーウィーク
どうにか冷沢小屋近くの路肩にスペースを見つけ駐車すると仮眠する
ふと気づくと、まだ真っ暗な中を既に歩きはじめるハイカーだち
まだ4時半、きっと日帰り組みだな?もう少し寝かせてよ
次に目覚めたのは駐車スペースを探しては行ったり来たりする車の音
うっ!しまった5時20分、薄暗い中で慌てて準備して歩きはじめる
登山口ではハイカーが一気に集まり、ちょいとした密状態
少し無理をして3グループほどを追い抜き、山ノ神に挨拶すると陽が射してきた
登山口から90分、森を抜けると涸れたゴーロで山から吹き降りる風を受け一休み
おにぎりを頬張りながら見上げる空は、少し秋を感じる
このルート去年の夏に下山で歩いたばかりなので記憶に新しい
いくつかの小さな沢、涸れたゴーロをゆるく進むが、やがて現れるのは胸突き八丁
ここからが登山だ
急な階段は一気に高度を稼いで進む
空は秋めいてはいるが、陽射しはまだ夏を残していて汗が滴る
昨年降ったときは、このルート登るのはキツいだろうな、イヤだな
そう思っていたのに、さっそく登ってることを苦笑い
次から次へと湧き上がる雲は、どんどんちぎれて初秋の空へ消えてゆく
その様子に夏の名残を感じ、少し安心する
そうさ、まだ夏は終わっちゃいない
胸突き八丁は直ぐに終わり、トラバースを進むと最終水場だ
きんきんに冷えた水を口に含み、頭から被ると全身が震えるほど
さぁここから60分最後のひと登りだ


整備された木製梯子、階段で高度を稼いで進むと
第二ベンチを過ぎた辺りから、少しづつ色付き始め
乗越直下では、もう秋が始まっていた
初秋の香りに寂しさを覚えながら進むと常念乗越
常念小屋前、テン場はマスクやバフをした人だかりで賑わう様子を見ていると
このシルバーウィークは、我らハイカーにとって待ちに待った夏休み
やっと夏ヤマを楽しめる余裕が少し出来てきたんだなと、つくづく思う
乗越で30分もまったりと休憩するとカラダが冷えきっていた
さぁいよいよ常念岳、ここからピークまでの予想を裏切る長さキツさには
9年前の秋の縦走で泣かされたこと、今もしっかりと覚えてる
安曇野からのガスを眺めながら、もうシャリバテでふたつめのおにぎり休憩
ん?ここで50分?どう見たってピークまで、まだ半分くらいじゃないか?
昨晩チェックした9年前の自分のログだと、乗越からピークまで65分
それもテン泊装備でだ
ま、いいさ
9年前の自分と比べたって勝てるワケ無いさ
へろへろの登頂は、なんと1時間40分
そうかぁ、そうなんだ、9年ってこんなにも・・・
と、気づけばまた過去の自分と比べていた
ふふ。いいじゃないか
あの日は雨と風の中、なーんにも見えなくて、がむしゃらに歩いただけ
なのに今日はほら、槍がこんなにも近く、大キレットから北穂、奥穂、北には水晶も
この初秋の青空と大展望、やっとここから見ることが出来たんだ
そんなことを想いながらぼーっと展望を眺めていたら
あっと言う間にガスに包まれて
望遠で撮りたかった鷲羽、水晶から赤牛への稜線姿は消えてしまった
ハイマツの中から雷鳥の鳴き声が聞こえる中、下山はずっとガスの中
湧き上がる雲に夏の名残りを覚えながらも
もう北アルプスは秋の空、そんな山を日帰りピストンだ
標高差約1,600m 距離にして約8キロを10.5時間
いやいや、まだまだやれるさオレも
なんて帰路で自分を慰めるのであった

コメント

コメント一覧 (6件)

  • SECRET: 0
    PASS:
    へー、そうなの。
    わたしの山行を思いだして行先を決めてくれたの、
    そんなうれしいことがあるんですねぇ。

    日帰り常念ってば辛いよねぇ、笑笑。
    常念からのすばらしい北アの展望にびっくり。
    その大キレットの端っこの北穂山頂に
    向かう途中で、常念の写真を
    ちゃんと撮ってた自分もうれしいなぁ。
    スロさんが登っていると知らずに。 1

  • SECRET: 0
    PASS:
    常念日帰りお疲れ様でした。乗越の小屋まではそんなにきつくはないけど、+の常念アタックは・・・ きつそう (^^;)
    相変わらずのキレッキレの写真・・・ 今週末は白馬方面か安曇野方面か悩んでましたが、このレポで悩みも吹き飛び、安曇野方面に舵を切ることにしました。この穂高から槍の眺めはやっぱ良いですね!
    でも、午後のガスは避けたいですね~ (^。^)

    0

  • SECRET: 0
    PASS:
    スロさん、日帰り常念岳とはすごい体力!
    私がそんなことしたら(出来ないけど)帰ってから二日は寝込まないとリカバリーできない・笑
    >このシルバーウィークは、我らハイカーにとって待ちに待った夏休み
    いやほんと、その通り。しみじみそう思う。
    どんなに混んでたとしても、山にこれただけで心は晴れやかになれますよね~ 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    yakoさん

    そうそう、yakoさんの記事をパッと思い出したのです
    お蔭さまで良いハイクが出来ましたよ^^
    そっか、私が登ってるとこを見てたことにななるんですね
    それも北穂高から!それって何だか嬉しいねー
    ふふふ。 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    GRIさん
    そうなんです、一の沢から乗越まではまだ楽なのです
    そこからの常念が、なんと長いこと
    この記事で安曇野へ?いやぁ、なんだか責任を感じますが~(苦笑)
    この週末は秋晴れみたいなので、きっと素晴らしいヤマとなるでしょうね!
    0

  • SECRET: 0
    PASS:
    cyu2さん

    2日間寝込むはさすがに言いすぎでしょう^^;
    私はこの下山後、17時過ぎに高速に乗って横浜の自宅には
    翌朝の4時着!例の中央道大渋滞です、その疲れで翌日は
    何もできませんでしたが(涙)ってハイク関係ないか^^
    cyu2さんも、素敵な山旅出来たようで良かったですね~ 0

コメントする

目次