
キスゲとワタスゲ、そして果穂のチングルマたちが夕陽に輝くシーン
そんな高天ヶ原に吸い込まれて何分立っていただろう


山荘で受付をすると、その足で温泉へと下る
先客は単独男性一人のみ

ここでも、一言挨拶すると、後は言葉はいらない。源泉から湯が流れる音、沢の流れだけ
目の前には、大きな唐松のむこうに赤牛の稜線
ぽつぽつ落ちる天気雨に、竜晶池まで歩く気は失せて、相変わらずぬるめの湯にまったり

山荘に戻ると、小屋番が大事そうに抱えた大きなランプを梁から提げているところだった
それはまるで、この小屋で一番大事な儀式の様に、厳かなムード


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