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雨で登れず塩見岳



■山行日:2025年08月15日ー16日
■山:塩見岳
■目的:南アルプスへ
■ルート:鳥倉林道登山口(06:15)-塩見小屋(13:00)
塩見小屋(06:15)-鳥倉林道登山口(10:25)

今年は南アルプスを攻める!
そんなテーマを持ちながら、今のところ甲斐駒ヶ岳しか歩いていない
以前から狙っていた縦走にするか?と企み3連休を確保するも天気が今ひとつ
じゃ、もう一つの候補である塩見にしよう


噂通り、長くワインディングな林道の果てにある登山口、その数キロ手前のゲートまで

深夜のドライブで疲れ果てて、爆睡したおかげで、夜明け前スタートを切れず
ゲートから歩き始めたのは5時半、登山口は6時15分
朝陽の射し込む中登り始める

三伏峠までの距離の目安となる道標が有るので、単調な登りも少し楽

ある程度一気に詰めると、ややゆるやかに水平移動となるが
なかなか劣化の激しい梯子もあったり

水場を過ぎると樹林の合間から中央アルプスが見え始める

今日も青空と夏雲と

峠まで近付くと、重厚な佇まいの山容が現れる

あれが塩見なんだ、けっこうな迫力だぞ
と言うか、なんだか地図で見るよりも遠くないか?

3時間と少しで三伏峠
ここは登山道がクロスする交差点のはずだが、何故かしんと静か
深い森に囲まれた小屋テン場は心地良さそう


ほんの数分で三伏山

塩見岳、なかなかいい形をしてるじゃないか
「漆黒の鉄兜」とは言い得て妙だ
さすがは深田先生だな

峠までのルートは時間帯が早かったこともあり

朝の空気が残っていて、それほど汗をかかなかったが
三伏山からのルートは、樹林の影がありながらも蒸せるような暑さ
そのうえアップダウンが続き、今回もまた汗に溺れそう
のぞき岩では、見下ろす谷から風が舞い上がるのを待つが
照り付ける陽射しにじりじりと焼かれるだけ

のぞき岩までも鞍部からの登り返しが厳しかったが
さらにそこから本谷山へと登る
もう暑さで、どうにでもしてくれ!と叫びたいほど
そんな状態で辿り着いた山頂は、何の眺望もなく、風がそよとも流れない
なんだよこのピーク、と悪態をつきたくなるほど


本谷山からは再びの下り、その下り初め
立ち枯れの向こうに佇む塩見岳の姿
うんうん、良いな、良い姿だ
そして鞍部に降りきると、そこは静かなる広葉樹林の森
あぁ、南アルプスはこの姿なんだ、とその森に妙に惹かれてしまう

予報通り山荘に到着するのを待っていたかのように、塩見はガスに隠れてしまい
これから登ろうとした宿泊者も引き返す様子に、ま、明日もあるし
と、残念なような、ほっとしたような

狭い食堂で食事を頂くと、小屋の外に出ると

空は雲が少しづつ逃げて行くシーン
その様子に、明日は大丈夫そうだね、と宿泊者同志は笑顔

だったが

朝方は雨音で目が覚めた
どうせすぐに上がるだろ?と思いながらうとうとしていると
早や立ちの人の気配に起きて外を眺めると霧雨
ほら、きっと食事してる間に上がるだろ

そんなお気楽な気持ちで出発の準備をしているところへ
大粒の雨が落ち始め、一気にしぼんでしまう
お互い視線を合わせながらも次の行動に出ることのできない男たち
結局は二名だけ、すぐに小雨になりますよね、とか何とか言いながら出て行き
残りの者は、ひとり、ふたりと、背中を丸めて雨の中を下山し始めた

と、結局のところ、大汗をかかされた挙句

「漆黒の鉄兜」の姿を間近に見ただけで、大きな感動もドラマもなく
逃げるように下山しただけの南アルプス詣でとなった
相性イマイチなのかも、、、南アルプス

コメント

コメント一覧 (4件)

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    またのこのこ来てしまいました(^^;
    前回のコメントで星美知子さんのことに触れましたが
    私がその時両俣小屋へ行ったのは何を隠そうその星さんにお会いしたいが為でした。
    で、その後どうしたかと言うと野呂川越から熊野平小屋そして塩見へと歩いたのです。
    懐かしくなって古い記録を見直しましたら1998年8月のことでした。
    熊野平小屋の次は塩見小屋と思っていたのに小さな小屋は満員に近いし
    時間もあったので三伏峠小屋までもう3時間ほど歩いてしまったのでした。
    ワタシもまだ若かったのね(^^ゞ
    スロさん、相性イマイチなんて言わないで次回は千丈から塩見縦走どうですか♪ 1

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    palletさん
    そうでしたか〜、なんだか星美智子さん繋がりで
    palletさんの足跡と私の山行とがクロスしてるのが
    楽しいですね、ちょっぴり嬉しいです(^^)
    しかし熊野平から三伏までとは、ほんとお若い!
    こうして過去の記憶と今の山行とで会話できるの
    楽しいので、のこのこ大歓迎です(^.^) 1

  • SECRET: 0
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    大阪のH.EIと言います。
    「旧私を登山に連れてって」以来のカキコです。
    スロトレ様が大阪在住の頃、大峯大台で何度かお会いしお話もさせて頂きました。
    きれいな画像と皆を引付ける文章で旧HPからのファンです。

    塩見岳山頂を踏めなくて残念でしたね。
    私なら小屋に到着して、雨の中でも山頂を目指します。
    確か往復2時間ぐらいでは
    南大阪から週末7時間以上車を運転して、林道とアップダウンの急坂を歩き小屋に到着。
    此処で下山は、勿体ないです。
    私は、天気が良かったのでご来光も望めました。
    その1年前に聖岳光岳をテン泊縦走を試みました。
    稜線分岐の薊畑まで来ると小雨と強風、
    皆さん山頂を目指したけど諦めて下りて来ました。
    明日朝もあるのでと
    私もザックをデポ、空身で登って小聖から先は暴風でしたが、聖岳山頂まで辿り着きました。
    夜中から天気が大荒れ、森の中のテン場でも暴風雨、縦走を諦め下山しました。
    聖岳だけでも登れたので良かったなと思っています。
    隣のテントの方、山口県から来られて小屋まで、
    当分は、南アは来ないと

    自分の事だけ長々と書いてすいませんでした。
    これからも読み逃げさせて頂きます。 0

  • SECRET: 0
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    H.EIさん
    めちゃくちゃ懐かしいです!
    確か、私の山仲間の皆さんのブログにも良くコメントされてましたよね
    今も山歩きされてるようで嬉しいです、私の関西の山仲間たちは
    もう皆さんブログどころか登山も卒業された方ばかりなもので(涙)

    >私なら小屋に到着して、雨の中でも山頂を目指します。
    そうですよね、予報がどうであれ、先ずは山頂目指すのが
    山ヤですよねー、すみません、相変わらず軟弱な者でして^^;
    読み逃げ大歓迎ですよ、これからもよろしくです
    コメントありがとうございました(^^) 0

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