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山の神様がくれた水 鳳凰三山テント泊(前)



■山行日:2023年09月16-17日
■山:鳳凰三山
■目的:初の鳳凰
■ルート:★登山口(05:00)-南御室小屋(09:40)

秋の三連休だ
とは言ってもこの残暑、秋の気配なんてみじんもなく
連休直前まで行き先も決めあぐねていたが
なぁんとなく南小室小屋のテン場でまったり過ごし
涼しい時間帯に三山歩けたら素敵な連休になるかも?と
いつもの思い付きで深夜の高速に乗る

深夜の2時半、夜叉神峠登山口の駐車場へ到着すると
星空が素晴らしく美しくて、思わずカメラを出そうとしたほどだ
まだ暗い5時、歩き出すとすぐに汗ばんでくる、もう9月中旬だぞ?
夜明け前だぞ?なんだこの暑さ
70分ほどで夜叉神峠
今日の北岳はご機嫌なようで、青空をバックに迎えてくれる
ここでザックを降ろしてカメラを出して、、、
なんてやってる余裕はない、今日は急ぐのだ
峠からやっと登山道っぽく登りが続くのだが、その登り初め
東面の樹林の合間から、そこだけ富士山が見えるポイントに立ち止まり
後続の若いカップルに、ここから富士山見えるよ!と教えてあげる
年を取るとどうしてもおせっかいになるものだ
杖立峠まではけっこうな激登り
もうシャツは一度脱いで絞ったほどの汗、ここまで樹林の中で
直射日光はそんなに浴びても無いのにさ
ふっと視界が広がると火事場跡(名の由来は不明)
白峰三山を横目に見ながら、明日までずっと晴天の予報を想い出しほくそ笑む
ここから先はやや勾配も楽になり、カラマツの樹林の中を縫うように進む
苺平を過ぎ、例の「甲斐ある寄り道」案内板に、余裕があれば辻山にも寄るか
なんてことを考えていたことを思い出すが、いやいやもうこの暑さでムリ
辻山はパスだ
9時40分南小室小屋へ到着
って、おいおいまだ10時前?ま、とりあえずテントを張ろう、すべてはそこからだ
テン場の最も奥の、さらに一段山側に上がった場所
木陰もあるし、ちょうどひと張りぶんのプライベートスペースを確保
今日は三連休の初日、間違いなく大混雑だろう
急いで来た甲斐があったもんだ、と悦に入る
さぁて、お目当ての南アルプス天然水、このテン場は飲み放題だ
ペットボトルにいれた途端、ボトルは水滴がまとわりつき真っ白になる冷たさ
今日だけは缶ビールよりも先にこの水を飲むんだ、このために来たんだもの
と、ボトルから一気にごくごく飲むと、きんきんに冷えた水のなんと美味いこと
ありがとう
山の神様がくれた水
さぁて、どうする?今から辻山でも行くか?
と、もう一人の自分が囁くが、この暑さでムリすること無いさ
そのためのテン泊じゃないか
木陰のテント前に置いたコンパクトチェアに座り込み
プシュっと缶ビールを開けるこの幸せ
ゆっくりと、まったりと、ビールを飲みながら
少しづつ混み始めるテン場を一段上から見下ろして
飽きたら少し昼寝して、、、あぁ最高


テン場は予想通り、もうどこにも張れないほどの盛況なのに
後から後からやって来るハイカーたちが立ち尽くすさまが気の毒
こりゃ申し訳ないけど最高の特等席を頂いたようだ

まだ陽も明るい内にビールは飲み干し、やってみたかった
南アルプス天然水で作る水割りが、旨いのなんの

ありがとう
山の神様がくれた水



結局今日は5時間弱歩いただけで
朝の10時からずーっとテン場でまったりだ
たまにはこんな山も良いもんだ

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