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私を穂高に連れてって 2019秋・涸沢カールへ

■山行日:2019年09月19日(木)-21日(土)
■山:涸沢カール
■目的:穂高の青い空
■ルート:上高地BT(08:00)-ランチ-涸沢(16:30)
     涸沢(08:00)-ランチ-上高地BT(14:30)
60歳まではテント担いで、涸沢に行こう!
何を思ったか、そんなことを言い出した嫁さん
いや、どうでも良いけど、テント担ぐのオレだから・・・
彼女にとっての秋の涸沢行きは、自分の体力の再確認と
日本一美しい紅葉を眺めながらの、日本一美味しい生ビール
それが一番の目的だと知っている
つい先週、焼岳で凹んだばかりの姿が目に浮かび
不安ではあるけれど、昨年に続いて、いざ穂高へ

昨年の二人は、暑さにやられて、死にそうなほどキツかった
いや、正直に記そう、この自分が嫁さんよりもバテていたのだ
その反省点を考慮するとだ、まずは横尾で前泊し
早朝から涸沢を目指せば、最大の敵である暑さも避けられるし
テン場も比較的マシな場所を確保出来るのではないか
と、なんだかシルバー夫婦みたいな軟弱パターンを狙うも
天気予報は、金曜の夜から雨、土日もほぼ雨
となると、木、金の二日間に賭けるしかなく、前泊らくちん案は
敢え無く断念となったのである
雨上がりの上高地、ゆっくりと美しく輝き始める
今日は平日、紅葉シーズン前ってことで
なんだか、妙に静か、こんなにも人気のない上高地は初めて
いつもスルーする小梨平キャンプ場
岳沢を正面に陣取るテント
ここでまったりと過ごす時間に憧れているが、いつになるやら

涼しくて歩きやすくて、ご機嫌な嫁さん、サクサクと進んで
明神館での休憩も、そこそこに先を行く
あぁ、きっとアレだな、アレを目当てに急いでるんだな?

予想通り、サクサク前を行く嫁さんは、何の宣言もなく
徳澤園は、みちくさ食堂に
そして無言テーブルに座ると、視線だけでリクエスト
はいはい、これだな?カレーだよな?
今回は大盛にして二人でシェア
いやいや、今年も上手いよカレー


しかし、それにしても全然秋の気配が感じられない
なんだよ、この徳澤、まるで夏のまんまじゃないか

おなか一杯になると脚もゆるくなり、急にローペース
やはり人もまばらな横尾では、10分寝させて欲しいと言い出した
あぁ、こりゃダメな兆候だ、嫁さんが眠い=不調なのだ

ベンチにマットを引いてやって20分眠らせるが顔が冴えない
寝ぼけたまま、出発だが、既に不安で頭はいっぱい
橋を渡り、樹林の中を進む、ここからが穂高への本当のアプローチ
この森へ入ってゆく時、さぁここからだ、って感じが好きだ

どうにか本谷までは歩けたけれど、いやいやここからだ
どんどん脚が遅くなる嫁さん、そのペースに連られて
こちらもザックが重くなって行く
Sガレ手前、もう我慢の限界
悪いけど先に行くぞ、このペースだと共倒れになる!
そう言い残して、一人先に進むが、後ろが気になって仕方ない
それに、嫁さんのスローペースで無駄に体力を使い果たしたようだ
結局、ヒュッテの真下あたり、もう黄昏なSガレで嫁さんを待つ
二人でヒュッテのテラスを横切り、おでんの香りにお腹を鳴らし
テン場へ座り込むと、もうヘロヘロ
こんな状態で60歳までテント担いで涸沢だ?ムリムリ

ヒュッテのおでんタイムは終わり、生ビールも明日までお預け
残念そうな嫁さんも、缶ビールで乾杯すれば、もう笑顔


暮れなずむ涸沢カールで、ステーキ炙ってビールを飲む
目の前には穂高と月
とりあえず今日はこれでいいじゃないか

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