残念ながら矢車草さんは所用で参加が叶わずcyu2さんと二人での山行となる
都内で合流すると東北道を北へ進み会津街道から湯の花温泉へ
そして例のダート&ガタガタ林道を終点まで20Kmドライブする頃には疲れ切り
今日はまったり歩きましょう、とスローな出足となった
やはりここは何度歩いても蒸し暑く、特にこの日の暑さは特別で
5分も登ると暑さに負けて二人で座り込む始末
既にその場で今日は帝釈山は行けないかなと、弱気なモード
針葉樹林の森はやさしく陽射しを遮り
すぐに暑さも消し去ってくれて歩き始める
時おり樹林の合間から覗く稜線と夏雲の沸き上がるシーン
昨晩の雨に落とされたサラサドウダンの実の紅色
トレイル脇に咲く小さな花たち
そんなひとつ、ひとつに笑みを浮かべる友の顔を見て一安心
でも小田代では期待していたワタスゲの姿は見えず
そのうえ、会津駒がある北方は厚い雲に覆われていて
なんだかこの先の展開に不安を覚えてしまう
小田代からは階段状のトレイルをさらに詰めて行く
徐々に風が冷たくなり始め、涼しさと展望への期待がたかまる
そして歩き始めて約1.5hで田代山湿原へ
残念ながらワタスゲの姿も、会津駒ケ岳の姿もなく
ただ涼し気な風が吹くだけの湿原に、ここまで連れて来てこれか・・・
と山友よりもこちらの方が落胆する始末
弘法大師堂との名が付く避難小屋の裏手で一休みしていると
風は涼しさを超えて寒くなり、そして空には黒く重い雲が・・・
思わず顔を見合わせると苦笑い「え?私??」
いやいくら雨オンナで有名とは言え今日の予報で雨降らすなんて!
そこまでのパワーは無いでしょ?慰めるこちらも苦笑い


あぁこんなふうに見えるんだ
あの正面が駒の家があるところ?じゃ右手がピーク?
左の稜線が尾瀬の方へ行くのかしら
山友は会津駒の姿を指さし、うんうんと頷きながら満足そう
涼し気な風に癒されて
ガスに浮く会津駒の姿、池塘に映る初夏の青空
少しだけ残ってくれていたワタスゲ
しばし佇む山友の後姿に
あぁこのシーンだけでも来て良かったなと安堵した
下山後は初めて訪れる湯の花温泉の共同浴場へ
鄙びた山村にある小さな温泉には、開け放たれた窓から
近くを流れる田代山を源流とする湯ノ岐川の流れが聞こえ
迷い込んだトンボが湯舟を舞うのどかなひとときを楽しんだ
帰路では街道沿いの酒屋で地酒を購入
毎年梅雨明けの頃、尾瀬や南会津の山を訪れては手に入れる「花泉」
きりりと冷やしたこの酒を飲み
短き東北の夏とその山々に想いを馳せ夏が始まった




















コメント
コメント一覧 (2件)
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スロさんこんばんは〜
相変わらずの描写力に感服。
どうしたらそう切り取れるのか。。
センスなんすね。 0
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akt39さん
>相変わらずの描写力に感服。
あらら
今回の記録にそんなところありましたでしょうか(^^;
めっちゃ嬉しいです、ありがとうございます
最近記事のネタたまる一方でUPする気力が無いのですが
ちょっとその気になって来ました^^ 0