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冠雪の燧ヶ岳 尾瀬縦走



■山行日:2023年10月08日
■山:尾瀬沼から尾瀬ヶ原縦走
■目的:紅葉と冠雪の燧ヶ岳
■ルート:一ノ瀬登山口(05:45)-沼尻(09:30)-鳩待峠(15:00)

10月の三連休、素晴らしき季節の始まりなのに
初日は晴天にも関わらず所用にて山ナシ
三日目は天候イマイチなのは分かっていたので、残るは中日だけ
さてどうするか?折しも季節外れの寒波に北アルプスは雪の情報
会津駒ヶ岳や尾瀬沼も薄っすらと積もっているネット画像にワクワク
でも会津は遠いし、まだ夏タイヤのままだし、じゃ尾瀬だ!と行き先決定

念のためチェーンスパイクを用意してると山仲間のグループLINEにも
明日は尾瀬とのこと、んじゃ合流しますか

早朝の道の駅で待ち合わせ一台の車で大清水へ移動すると
二便目のバスに乗って一ノ瀬登山口まで
冷え切った登山口から歩き始めると、漂う冷気にやっと夏が終わったと
山仲間たちと笑顔になった
只でさえ苔むしてつるっつるな三平峠からの下りの木道
今朝はその上薄く凍っていて非常に危険な状態
そんな危うい木道を歩いてると何やら梢の合間に白い塊
ん?あ!燧だ、燧のピークが冠雪して白く光ってるんだ
と、その姿に惹かれ足早になったそのとき身体が一瞬宙を舞い
ズッテンと大きな音を立てて背中から落ちた
あまりの音の大きさに先行する仲間たちが心配そうな顔
いやいや、たいしたこと無いよ的な表情を作るが
首は軽いムチウチ、左手は血が流れてて、と情けない姿
どうにか立ちなおって歩き出すと、いろんな痛みは
沼を流れる朝靄と燧ヶ岳の美しさに消えて行った
と言うのは思い込みで、鈍痛が徐々に広がって行く嫌な感覚のまま歩くことに
まるで絵画のようなシーンの中、すれ違う前日の宿泊者たちと晴天を喜び合い
新装なったビジターセンターで休憩すると沼を周回し始める
尾瀬に詳しい仲間に、素敵な寄り道があるよ!と誘われて
沼尻の手前、ナデッ窪へと進む木道を途中で左手に反れると
小さな池塘がいくつかあって、そこを周回できるようになっていた
その小さな池塘にヒツジ草が揺れている
ふむ、良いところだ
もう赤く染まったヒツジ草の合間に
白い燧ヶ岳のピークが写り込んで揺れる湖面に惹き込まれる
長く続く残暑が突如終りを告げ、一気に初冬へと季節が変わった尾瀬
こんなシーン例年は見ることが出来ないのでは?
数年前に火災によって焼失した沼尻の休憩所は
綺麗なテラスとして復活していて、ちょっとした飲料なども販売していた
何よりもトイレも復活したことがありがたい
沼尻から先、尾瀬沼から尾瀬ヶ原へと流れる沼尻川沿いのルート
ここを歩くのは何年ぶりだろうか、ブナの巨木たちはやはり美しい
見晴まで下り桧枝岐小屋でカレーランチを賑やかに頂くと
そろそろ曇って来た空を見上げながら鳩待峠までは速足となる
残暑から初冬へと、一気に様変わりした尾瀬
その季節の色彩に酔った一日は美しく楽しく終わった
あと数日で尾瀬の小屋は閉まり冬支度となる
その閉ざされた尾瀬を想いながら
   ■今回の「尾瀬縦走」ショートムービー

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