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雪の大峰釈迦ヶ岳

■山行日:2014年01月04日(日)
■山:奈良県大峰山系:釈迦ヶ岳
■目的:冠雪の大峰を望む
■ルート:旭登山口(08:15)-山頂(11:55-12:10)-古田の森(12:45-13:15)-登山口(14:25)

遠く上州の空の下で一人想う山がある
今頃はどんな雪化粧なんだろうか
あの美しい森はモンスターと化しているのだろうか
ピークから眺める峰々は、どんな姿で眠っているのだろうか

そんな大好きな山、大峰釈迦ヶ岳に
数年ぶりに会う山友たちと
 

凍結の林道をしばらく歩いて、下の登山口から取りついた
もう何度も歩いている釈迦ヶ岳だが、実はこのルートは初めてだ
尾根道と違って、深い雪を踏んでのトラバースを繰り返すこと60分

一気に視界が広がり、そこには、ただ青い空
これだ、冬の大峰の空だ
 

主尾根からはスノーシューを着けて雪を蹴る
久しぶりの雪山歩き、脚も重いはずなのに、心は弾む

古田の森の手前、早くも南方から黒い雲が現れる
その雲の向こう、熊野灘が鈍く輝いている

あぁ大峰だ

年末年始の暖かな雨が雪を汚し、霧氷も少ないけれど
ここは大峰なんだ、そう思うと嬉しくて、雪庇を蹴散らしながら駈ける

雪の落ちた古田の森は、上州で一人想ってた姿とは違うけど
そこから望めるはずの七面、弥山はガスに隠れてるけど
「あぁーぁ、今日はアカンなぁ」なんて、口では言うけれど
 

 
実は、嬉しいのだ、みんな心から嬉しいのだ
だって大峰だもの
雪の釈迦ヶ岳だもの

古田の森を越えた小ピーク、やはり弥山は雪雲の中
あぁ今日も釈迦は美しい姿でそこに居る

 

今回で4回目だったろうか、雪の釈迦ヶ岳
夏道だとゆるゆるつづら折れるところを
釈迦を正面に見ながら小ピークを一気に駈け下りるのが好きだ
雪を蹴ちらせながら駈け下りるのが好きだ

千丈平にザックを置いて、いよいよ雪深くなる急登を駆け上がる

森は凍てつき、重い鎧をまとった樹がびゅうびゅうと鳴いている
 

やぁお釈迦さま
今年も来ましたよ、さっそく来ましたよ、いつも想ってましたよ

願いも祈りもなく、ただ手を合わせて、いつものようにご挨拶

南方だけ、薄らと明るいけれど、あいかわらず弥山は雪雲の中

ピークまでは気落ちするほど暖かだった稜線も
さすがにピークでは体の芯から凍えそうな風に煽られる

あぁ寒い、冷たい、凍えそうだ、それが嬉しい

ここまで来て、この厳しい冬の大峰の風に吹かれたら十分だ
さぁ下ろう

山友の差し入れである鍋に心まで暖まったのもつかの間

いつの間にか降りてきたガスと冷気に囲まれて
みんな無言でトボトボ歩き

それでも胸は暖かくて
こうして久しぶりに会う山友たちと
雪の釈迦ヶ岳からスタート出来た嬉しさを噛みしめていた

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    いいね~、冬の釈迦
    一度だけご一緒していただいたけど、アクセスが大変なんで、なかなか行けないですよね
    新緑の季節まで我慢するかな・・・・・

    0

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