■山行日:2016年06月04日(土)
■山:大峰山系:釈迦ヶ岳
■目的:釈迦様お願い
■ルート:旭登山口(08:30)-山頂-(11:00-12:30)-登山口(14:00)
大峰釈迦ヶ岳
大峰山系の中でも一番好きな山
穏やかな稜線の美しさは、女性的であり
その反面、北に切立った厳しい貌も持つ釈迦ヶ岳
山歩きを始めて10年の今年になるまで
過去に数回、この山の頂に立つ釈迦像にお願いをした
願いは、想った形ではなくとも、叶えて頂いた
その全ては、誰れかの為のお願いだった
でも今日は違う
天気予報は今ひとつ
でも、今日歩かなければ、当分関西には帰って来れない
曇天の下、登山口から弥山方向を望むが雲の中
鉛色の空の下でも、釈迦ヶ岳の新緑は眩しくて
古田の森へと続く笹藪の中に一本のトレイル
この山で一番美しい稜線は、コバイケイソウの海原となる
振り返ると、林道からガスが追って来るかのよう
「ネットで見たけど、この森の霧氷がめっちゃ綺麗やねん」
「えー、そーなんやぁ、見てみたいなぁ」
古田の森で、可愛い彼女に語りかける若き青年
その後の二人の会話から、そのソースは自分のブログだと分かり
なんだか照れくさくなって、そそくさと立ち去った
そう、霧氷に覆われたこの森は、怖いほど美しい
林道が閉鎖される直前、まだ冬の始まる前においでよ

その古田の森から望む釈迦ヶ岳
やっとガスの中から姿を出してくれた、やはり美しい
赤井谷から、途切れることなく沸き上がって来るガスに覆われて
美しき稜線は、現れては消えてゆく

千丈平から奥駈道へ出合う直前、足元に白い花びら
見上げるとシロヤシオ
そうだ、この辺りのシロヤシオは遅くまで残っているんだ
古田の森からは、西風も冷たく吹く中
フリースどころかグローブもなく震えながら歩いていた
嫌なこと、不安なことばかりが頭に浮かんで歩いていた
こんな天気、こんなところで、何してるんだろうか
でも、この白い花の咲く姿で
それだけで
そんな思いは消えた
山頂はひとりっきり
いや、もうひとり
シロヤシオに囲まれて笑顔で南方を見下ろすお釈迦様
また来ました
何度もお願いばかりでごめんなさい
釈迦像の足元に手を置き、全身が冷え切るまで立っていた
また来ます
その時はお礼に
鹿が自由に闊歩する千丈平
またガスに煙った釈迦ヶ岳
ぽつぽつと雨粒の落ち始めた稜線
この森も、稜線も、雨と霧が似合う
それは、いつものように美しき小雨の大峰の姿
だけど、今日の自分には、その雨は冷たかった












コメント
コメント一覧 (2件)
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その願い、叶うことを願います。
山仲間として、心より願います。
シロヤシオに囲まれたお釈迦様は笑顔で願いを叶えてくれると信じています。
僕も久しぶりにお釈迦様に逢いに行かねば♫ 0
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katsu♨さん
嬉しいコメントありがとう
ほんと、ありがとう
katsu♨さんも、このお山好きやんね
時には、お釈迦様の、あの笑みに癒されに行ってください。
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