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晩秋に染まる 尾瀬ヶ原

■山行日:2016年10月22日(土)
■山:尾瀬ヶ原
■目的:晩秋の尾瀬
■ルート:富士見下(07:00)-富士見峠(09:30)-アヤメ平(10:00-10:30)
     見晴(13:00-13:40)-鳩待峠(16:20)*タクシーにて富士見下まで
 
週末の天気予報はまたしても今ひとつ
北関東、東北エリアは、まだ晴れ間もありそうだ

谷川岳、尾瀬、那須・・・
もう終わりかけとは言え紅葉シーズン、どこも人は多いだろうな

そう言えば尾瀬へのルートで未踏な富士見からのアヤメ平
あそこは人が少ないとか言ってたっけ

じゃ、そのルートでアヤメ平へ、後は風まかせだ

3時に家を出て、7時前に着いた富士見下駐車場は、今が紅葉真っ盛り

この駐車場から先はゲートがあり、一般車両は入れない
その林道をとぼとぼと進む

誰も居ない紅葉のトンネル中、かさこそひとり歩き

駐車場にも3台しか車は無くて
アヤメ平までは誰にも会いそうにない気がする

林道は、広い高原地となり、ダケカンバの白い樹が紅葉に映える

目の覚めるような赤い樹、透き通る青空
なんて贅沢な林道なんだろうか

と、機嫌よくひとり、かさこそ歩き進むが
さすがに、ユルくダラダラと続く林道には飽きて来る

植生がシラビソ樹林へと変わり始め
紅葉の色も消えかけた頃、2時間30分歩いて富士見峠着

峠には、昨年(2015年)82年間の営業を経て閉館した富士見小屋
全盛期には40名の定員に370名を収容したとのこと
今もその時代の喧騒が聞こえてきそうな佇まいだ

その峠をアヤメ平に向かうと、すぐにセン沢田代が現れる
こんなにも、あっさりと燧ケ岳が拝めるとは思いもせず
しばし立ち止まってしまう

稜線を進むと南には白根の稜線が浮く
足元には、ここまで歩いた林道がうねる

そしてアヤメ平

あぁ・・・
これまで、何度も尾瀬を歩いたが
何故に、この地を歩かなかったのだろうか

こんな曇天でも
もう紅葉が終わっていても

こんなにも美しい

今さらながら、このアヤメ平の美しさに酔う

さて、アヤメ平からどうしよう

このまま鳩待峠まで下って、周回とするか?
いや、この天気だ、竜宮まで下って尾瀬ヶ原の風景を眺めて帰ろう

峠まで戻り、今にも雨が落ちて来そうな紅葉の長沢新道を下る

尾瀬ヶ原に下りきると、そこは晩秋に彩られていた

空模様は、至仏方向は相変わらず曇天に覆われているが
燧ケ岳は明るくなって行く

それを見ているうちに、自然と脚は見晴へ

それにしても、静かな尾瀬

確か、この週末でほとんどの小屋はクローズだ
先週末の紅葉ピークを終えると、こんなにも静かなのだ

見晴も人は、まばら
その静けさに、寂しささえ感じてしまう

小屋閉めの作業に、バタバタと忙しそうな弥四郎小屋
もう閉めてしまった後の静けさが残る尾瀬小屋、第二長蔵小屋、原の小屋

そこだけハイカーが集うのは、今も売店が営業中の桧枝岐小屋
そして、最後の尾瀬を楽しむテントが、いくつか並ぶ燧小屋

そんな見晴で簡単なランチを済ませると
ダウンを着込んで、ベンチに寝ころび空を見上げる

その空の高さに、流れる雲に
去年の今頃もヨメさんと、ここでこうしてたっけ、と想い出し
小屋の前の紅葉画像をヨメさんにLineで送ってやった

燧ケ岳以外は、朝からずっと曇天だったが
空が明るくなって行く

ずっと見えなかった至仏も、その上の雲が流れ始め
南からの陽射しが、草紅葉の海原を輝かせ
その姿は、まるでさざ波のよう

その、晩秋に染まったシーンに脚が止まる

今シーズン三度目、そして最後となる尾瀬歩きは
残雪の尾瀬よりも静かなる時に包まれていた

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    今秋はもろもろの事情で山歩きができなくているんですが
    晩秋の尾瀬、スロさんのところで堪能しました。
    こんな静かな尾瀬、紅葉真っ盛りよりいいですね。
    富士見からアヤメ平は大昔に行ったはずと記憶しているのですが
    いまいちあいまいな場所なんです。
    来シーズンには再訪?してみたいと思っています。 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    palletさん
    そーなんですよ、紅葉真っ盛りの喧騒を思うと
    この外した時期もアリだったかと^^
    palletさんのブログおじゃやましても山行記録が無いので
    どうされたのかなぁ、と思ってました・・・
    私の記録で楽しんで頂ければ嬉しい限りです
    富士見からのアヤメ、間違っても秋以外のシーズンは
    行かないでくださいね(^^;)暑いわ、飽きるわ
    ってことになること請け合いです^^ 0

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