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南アルプス前衛 千頭星山



■山行日:2021年11月03日(水)
■山:甘利山ー千頭星山
■目的:紅葉と大展望
■ルート:登山口(05:45)ー千頭星山(08:30ー09:10)ー登山口(10:45)

いつものネット登山記事ナナメ読みで目に付いたのは
紅葉の樹林が真っ赤に染まる朝焼けと雲海に浮く富士山
それを同時に楽しめて、駐車場から歩いてすぐ
なんだよ、このズルいヤマ、こりゃぜひとも行かないと!

深夜の中央道を韮崎で降りると、甘利山公園に向かう
暗闇のワインディンロードをくねくね進んだ終点は標高1700mくらいだろうか
凍える寒さの中、車中で60分ほど仮眠をとってると、やがて朝焼け
しかし、薄い雲に覆われて、いまひとつだ

ネットで見た朝焼けを求め、ダウンを着込んで歩き出すけれど薄雲は晴れず
昨晩から夜景+朝焼けシーンを狙っていた様子のカメラマンが並ぶ展望台を過ぎ
木道を進むと、すぐそこに丘状のピークが甘利山だった
ズルいよなぁ、駐車場から20分でこんな景色見られるだなんて
朝焼けは無かったけれど、この雲海に浮く富士山
霞んでいても、さすが富士山、どうだ、この圧倒的な存在感
甘利山山頂から、一度小さく下った分岐を奥甘利へ進む頃
後方から明るくなり始める、どうやら薄雲が晴れだしたようだ
すると、南方の櫛形山がはっきり見え、やがて谷間の紅葉が燃え始めた
あぁ、これだ
この燃える姿を見てみたかったのだ
きっと、これから晴れて来るだろう展望に期待が膨らむ

千頭星山へ進む前に、奥甘利山へほんの数分だけ進む
山頂は名前の消えかけた山名板と笹原があるだけ
いや、もちろん富士の展望は目の前だ
山頂で一休みすると、本ルートに戻り千頭星山へ
笹の中をトラバースして、小さく下りきると八ヶ岳の稜線が見え始めた
そうそう、八つも見えるんだ、うんうん
降りきった地点からは登りとなる
古めかしい道標には「鳳凰山・千頭星山」と記されている
ん?ここから鳳凰三山へ縦走するのか?と訝っていると
白鳳会と書かれた歴史を感じさせる銘板には「南御室小屋」と記されている
そうか、そうなんだ、縦走路なんだ
位置関係は何となく分かるが、縦走ルートがイメージできず、もやもや・・・

稜線に乗っかると、もうそこから先はなだらかなトレイル
コメツガ樹林の中、笹原を縫うようにスキップ気分
東には奥秩父の山脈が並び
西には鳳凰
ふり返ると八ヶ岳
こんな素晴らしい展望に囲まれて
こんな素敵なトレイル
もう、いくらだって、いつまでだって歩けるさ
その広く心地良い稜線を徐々に詰めると、薄暗い樹林の中に
ぽつんと山名板、ここが千頭星山(せんとうほしやま)
でも目的地はここじゃない
薄暗い樹林の中、踏み後を辿って西へ進むと道標が立っていた
そうか、そうなんだ、やはりこのルートで鳳凰へ縦走出来るんだ
その縦走路を進むと、ヤブの中から現れたのは


おお
鳳凰がこんなに近くに!

散った踏み後を探しながらヤブの先を進むと
足元がもう崖状態になっている、その正面には



ここで改めて地図を見直す
なるほど、ほぼ垂直に落ち込んでいるように見える崖
ここを下ると大ナジカ峠で、そこから登り返すと・・・
三月に残雪の夜叉神峠から詰めた、あの辻山なんだ
なるほど、破線だけどこれが縦走路なんだ
その破線の先へ、崖の上まで近づくと
あぁ、これだ、ネット見た風景は、これだ
鳳凰と八ヶ岳が並んでる
うんうん、いい絵だ
そして振り返ると富士山
こんな素晴らしいビューポイントがあるなんて
青空と、沸き上がる雲、そして紅葉
足元が不安定な場所ではあるが、しばしこの風景を味わった
千頭星山ピークまで戻ると、後続の人たちに声をかけ
ぜひ、この先の展望を見てください、すぐそこですから!と熱く語り
その力説っぷりに、自分で照れ笑いする始末
下山も最後まで紅葉と富士山を楽しみながら
偶然にネットで知ったこのお手軽な山と風景を
山友に教えてあげたいな、と
誰かの顔を思い出し笑いしていた
千頭星山
来年の紅葉は、山仲間と来るよ

コメント

コメント一覧 (2件)

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    たびたびお邪魔してスミマセン(^^;

    甘利山はレンゲツツジが有名でその時期に行ったことがあります(20年くらい前)。
    もちろん千頭星山までも行き、復路は大西峰から青木鉱泉(その頃は破線だった)に下りて一泊しました。
    ここ、電車だとすごく不便で韮崎(だったかな?)からタクシーだったんだけど
    この時期は道路がすごく混んで途中で降りて歩いた覚えがあります。
    いい山だった印象がありますが、さらにその先にこんな素敵な展望を得られるところがあったとは!
    その時に熱く語るスロさんがいてくれたらよかったのに(^^ゞ
    富士山きれいですね。 1

  • SECRET: 0
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    palletさん

    20年前ですか、そうですか~
    実は地図にある大西峰がどこなのか?結局不明なままなのです
    下山後、この縦走路が気になってネットで検索してると
    夜叉神から入って、このルートでpalletさんみたいに青木鉱泉へ
    降るって人も多いみたいですねー
    コロナ渦で南アルプスへ!モードが凹んでたのですが
    今まだメラメラと燃えてきてます^^ 0

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