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真冬の鉢伏山荘にて 2025′



■山行日:2025年01月11-12日
■山:鉢伏山
■目的:360°大展望
■ルート:扉温泉(08:20)-鉢伏山荘ー鉢伏山(13:50)
     鉢伏山荘(09:30)-扉温泉(12:00)

昨年に続いて 冬期営業の鉢伏山荘
今年は扉温泉からのルートで登ることになった

日帰り温泉である「檜の湯」手前にある美ヶ原トレイル駐車場に車を止め
カリッカリに凍った道路を高級温泉旅館である「明神館」に向かう
登山口はその高級温泉旅館(ほんとうに高級なのだ)の真裏にある
トレイルは浅い雪と時おり凍り付いたところがあり
アイゼンを着けるタイミングが悩ましい
このルートは過去、コロナ渦真っただ中の 2020年に一度歩いたことがあり
ちょっと先輩ヅラして先頭を歩くが、まったく記憶と違う様相に
よく考えてみたら、あれはもう3月でこの辺りに雪は無かったことを思い出す
それでも記憶に合った謎の林道出合いからの九十九折れは
2020年と同じく、少しづつカラマツの林の向こうに美ヶ原が見え始め
やがて蓼科が望めるようになると、急登も楽になって来る
ゆっくり登って3.5時間
稜線に乗っかる手前で見え始める北アルプスの白さに歓声が上がる
ほら言った通りでしょ?
って自分が自慢するモノでは無いんだけど
すでにビール喉症候群の症状が出始めている呑んべぇな山仲間たち
先ずは山荘によってワンプッシュして、とか言ってるのをスルーして山頂へ向かう
飲みたいのはやまやまだけど、ここで呑んでしまうと間違いなく山頂には行けない
夏道だと扉温泉ルート出合いから15分くらいだったかと記憶しているが
やはり足元は深いところで膝くらいまでの雪があり、30分はかかっただろうか
何度か歩いた山頂だけど、いつも風が強いこの鉢伏山にしては微風で
太陽の陽射しもあってなんとも穏やか
松本平に浮かぶ北アルプスの姿は、雪が少ないけれど何度見ても素晴らしい
残念なのは中央、南アルプスは雲の中
富士山もやっとシルエットがわかるくらい
いやいやこれだけ見えていたら贅沢さ
あれよあれよという間に流れて来た雪雲は
ちょうど穂高の辺りから稜線を覆いはじめたかと思うと
この鉢伏も日影になり、一気に冷え込んで逃げるように山荘へ急いだ

山荘はダイニングキッチンとなる棟、宿泊棟(窓の向こう)に分かれている

先ずは宿泊棟で荷物をほどき着替えると、ビール喉症候群の症状が重いメバーから

我先にとダイニング棟へ駆けつけると、そのまま泡水分補給による治療で
どうにか重症に陥る前に回復したようである(なんだそれ)
窓の外はあっと言う間に暮れなずみ
深い青と薄い赤のグラデーションに染まって行く空を眺めながていると
美味しそうな夕餉の香りが漂ってくる
一人(もしくは二人)で切り盛りしている山荘なので食事はシンプル
ディナーはカレー百名店のひとつである松本メーヤウのレトルトカレー6種の中から
好みのものをチョイス、それに鶏の唐揚げと地元の農園サラダが付いて来るもの
シンプルだけど丁寧な仕事が美味しく仕上げていてボリュームもあって
食いしん坊山仲間夫妻にも大好評だった
もちろん地元の酒類も豊富においてあって、もちろん呑んべぇ仲間は呑み続けるのだ

ちょうどこの日はNHKの撮影クルーが入っていて
我らがアイドルである冬期小屋番の愛さん(画像右)はインタビューを受けながら
そして我々の合いの手を受けながらも、手際よく調理してくれる
この笑顔と会話がこの山荘の大きな魅力のひとつと言っても過言ではない
彼女は、本当に いろんな経験と技術を持ってらっしゃるが
個人的に注目したのは、奥穂高山荘で10年近く働いていたということ
昨年は貸し切りだったこともあり、穂高の事を根掘り葉掘り聞くことが出来て
一気に彼女のファンになってしまったのだ

朝食はディナーのサラダと同じく地元の農園の野菜から作られたミネストローネ
地元のパン屋さんのパン、手作りのリゾットと朝から豪華なメニューでお腹いっぱい

地元の食材、地元のお酒、地元の友人(愛さんの後ろに映る)が作る 素敵なカラトリー
と、すべて地元に拘った料理と空間、薪ストーブの香りと愛さんの笑顔
この素敵なダイニングはいつまで座っていたくなる
薪ストーブの前に立ち長々と話を続けていたが、どうにか重い腰を上げ下山開始
朝から薄曇りで朝焼けも観ることが出来なかったコンディションに
もう誰も山頂に行く気も無く歩き始めるが、扉温泉ルート出合いからは
北アルプスが浮き上がり始めるのを見ると思わず足早になった
前鉢伏に行くと、少しづつ北アルプスが近付いて来る感じが良いよ!
と、これまた先輩ヅラして先頭を切って前鉢伏方向に進むと
その展望に皆さん大満足し、後ろ髪を引かれながらの下山となった
ほら言った通りでしょ?
って自分が自慢するモノでは無いんだけど
鉢伏山、その大展望はもちろん
小さな山荘の居心地の良さに、初めての仲間も大満足し
また年間山行カレンダーにデフォルトで予定される企画が増えてしまった
しかし、、、
この鉢伏山荘冬期営業は今年で三年目にして既に大人気となり
あっという間に予約で満室となる状況に、今から来年が不安だったりするのだ

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