その当日のこと、激務でヘロヘロな日々を過ごしていて寝過ごしてしまい
八王子駅から、特急あずさに飛び乗ると、デッキエリアはチームチャイナで大騒ぎ
靴の上を踏んで歩かれるわ、ザックに腰掛けられそうになるわの阿鼻叫喚
大月駅でホームに降りると集まって来たメンバー12名でぞろぞろと登山口へ
秋晴れの最高な新酒日和ハイク日和で早くも汗ばみながら向かうは菊花山
大月市が世界に誇る富嶽十二景そのひとつだ
中央線大月駅から60分もかからず、目の前に富士山どっかーん
そんなお手頃なのに絶景ハイク、けっこうな汗をかいてあっという間に山頂直下だ
初めて歩く山仲間へ、もう富士山見えるよ!と声をかけるが
なんだなんだ、この富士山の姿!?
真っ青な山容に唖然としてしまう
何故かって?
だって毎年新酒祭りのために、この山域を歩いてるのに
雪を被っていない姿なんて見たことが無いもの
いや、もちろん富嶽十二景
素晴らしき展望に、素晴らしき富士の構図なんだけど
これじゃ、まるで夏の富士山じゃないか
と、近年どんどん激しくなる季節感の無さを嘆きながら下山し
メインとなる新酒祭りの会場「笹一酒造」へと中央線を一駅移動する
青空に赤い旗がくっきりと浮かび、おいでおいでと呼びこまれ
さっそく貸し切りテーブルに陣取ると、これまた好例の
お手製おつまみの数々が並ぶ
いつも本当に美味しい料理に、どれだけ手間をかけて準備したのだろうかと
それを思うと心からありがたく
変わらぬ新酒の豊潤な香りと美味さに酔いしれて
こうしてまた今年も山仲間たちと一年を過ごせたことに心から感謝した













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