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今日の旅ごはん みちのくラーメン


楽しみにしていた旅、みちのく行きは不覚にも二日酔いだった
今回は鉄道で旅気分を味わおう、そんなことを企みながらも
東京駅から新青森駅までの間ずーっと、はやぶさのシートに沈み込んでいた

新青森でレンタカーに乗り換えると、少し楽になった気もしたが
目的地である竜飛岬へ向かうカーブの連続で、また二日酔いがぶり返し
そんなオレを他所に、ずんずん盛り上がるヨメさん
まぁ、そりゃそうだ
この地はヨメさんのリクエストだったのだ
ここで、津軽海峡冬景色を唄いたいと
歌碑の前で仁王立ち、こぶしを握って唄う唄う唄う
 さぁよならぁ あなたぁ 私はぁ帰りますぅ


風の音が 胸をゆする 泣けとばかりにぃ~
いや、本当にこの竜飛岬の風はすごい
灯台への斜面は、大人でもカラダが倒されそうになるほど
ヨメさんも、二度ほど座り込んで動けなくなる強さだった



あぁあぁ~ 津軽ぅ海峡ぉお 冬ぅ景色ぃぃ~
真っ白に雪の積もった情景を思い浮かべると
この曲もさらに心に沁みて来る気がする

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれとぉ~
って何回唄うねん
だって元取らなアカンやん
いや、最初からタダなんですけど
津軽海峡を突き抜ける風を全身で受け
声がかすれるほど唄いきると岬を後にした
厚い雲の合間から射す陽が日本海の荒波を照らす姿を眺めながら
竜泊ラインをゆっくりとドライブして小泊でランチ
もちろんヨメさんは生ビールに刺し身定食
で、オレはと言うと未だ胃の調子が悪く、ラーメンをオーダー
こんな素晴らしいロケーション、北のはずれまでやって来てラーメンって
ひゃーっ、よう唄ぉたからノドからっ空、ビール美味しいわぁ
これ食べてみ?サザエもめっちゃ美味しいでー
いやいや、お前はいいな、お元気で
ヨメさんが生ビールをグビグビしているのを睨みながら
出てきたラーメンをすする
ふむ。ふむふむ。美味しいじゃないか
少し磯の香りがするのは煮干しだろうか
ちょんと乗ってるワカメからも出汁が出ているのが分かる
醤油の加減もすっきりと、なんとも美味いスープ
いやいや、こりゃ大当たりだ
相変わらずアンテナ高いなぁ、いいお店やん
と、超ご機嫌で生ビールをお代わりするヨメさん
窓の外は防波堤を越えて飛び散る波しぶき
お店のラジオから流れるは昭和の演歌
カウンターから話しかけて来るお母さんの津軽弁
ラーメン一杯にも旅愁を覚えるみちのく旅なり

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