■山行日:2016年01月16日(土)
■山:黒斑山
■目的:北アルプス展望とシマシマ
■ルート:高峰高原(10:00)-黒斑山(12:30-13:30)-高峰高原(14:50)
昨年末の山納め、浅間外輪山である黒斑から
あの白く雄大で、でも雪を被るとなんだか可愛らしく
裾野の湯の平らまで粉砂糖をまぶしたケーキのような姿の浅間を観たくなった
そんな突然な思いつきも結局は
高峰高原ですら強風とガスで真っ白な状況に尻尾を巻いて
逃げ出して、気の向くまま赤城山へと無意味な縦走をしたのだ
さて
いくら暖冬と言っても浅間山だ
あの雪を被ったシマシマ模様は観せてくれるだろう
雪山に思いを馳せて車を走らせるも
アサマ2000へと続くチェリーパークラインは
凍結も、雪のかけらも、もちろん道路わきに霧氷なんて一切なくて
なんだかなー、一月中旬だぞ、まだ真冬だぞ?
はっきり言って、もう帰ろうかと思いながらも
高峰高原に駐車すると、車坂をトボトボと歩き始めた
最初の小ピーク、車山からは微かな富士山のシルエットが浮く
振り返ると四阿山が光る

雲の中にある北アルプスの主峰たち
悔しげに睨みながら、ますます足取りは重く
車山からの登り返し、北ア展望地を過ぎても、針葉樹林に
霧氷のカケラもなく、アイゼンを着ける気にすらなれない
シェルターを過ぎると、さぁそろそろ頭が見えてくるはずだ
と、それは突然、樹林の合間から飛び出した
やはり、雪は少ない
でも、ここまで霧氷すら見えなかったからだろうか
この姿を見せた瞬間は、大きな声が出るほど嬉しかった
槍ヶ鞘からトーミの頭を見ると、なんとその稜線にまで雪が無い
その稜線を唖然と見てると、どんどんと沸き上がる雲に浅間が隠れて行く

そのシーンに我を忘れて、岩肌が剥き出しのトレイルをガツガツ下り
そしてトーミの頭へと駆け上がる
やはり浅間南面には雪が無い
裾野の湯の平にかけても、いつもなら針葉樹林に粉砂糖がまぶされた
あのケーキのような姿になるのだが、枯れた樹林がなんとも哀れな姿
あの湧き上がる噴煙の激しさ
なんだかそれは、アサマが今すぐにでも噴火したがっているようにも見え
その一瞬の恐怖が誰も居ない稜線でカラダを振るわせた
まだ一月だよ、ゆっくりさせてくれよ
もう少し雪化粧を楽しませてくれよ
もっともっと降り積もれ
そして、この大きなアサマを隠してやれ
雲の流れ大きな影を作っては消えて行くシーンを見ていた
まるで今が真冬だと言うことを空が急に思い出したかのように
パラパラと音を立て、小さな雪粒が落ちはじめた









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