■山行日:2026年3月29日
■山:仙ノ倉
■目的:雪の滑走路
■ルート:登山口(06:00)-平標ー仙ノ倉(11:00)ー平標ー登山口(15:30)
ちょうど一週間前、駐車場での暴風に怯み、登ることが出来なかった
雪の平標、そして仙ノ倉がどうしても頭から離れない
特に仙ノ倉は、まだ残雪季に歩けていないことが悔しい
そんな思いのままの1週間後
やはり気持ちは変わることなく


しかし例によって5時出発の予定は60分遅れ
まぁ、急ぐこともないさ
と登り始めるが、事前の情報よりも融雪は進み、アイゼンを必要としない状態だ


鉄塔の手前辺りでようやくアイゼンを付けるが
目の前の雪には、崩れ落ちた雪庇
足元は黒く汚れ、腐った雪
分かってはいたけど少しモチベーションダウン


小ピークを詰め、振り返る
青空が少しづつ澄んできたけど、もう厳冬期のクリアな空気ではない


ネットで見た前日の様子では、一面の霧氷だったエリア
きっと昨日が今期最後の冷え込みだったのでは、ないだろうか
霧氷は無くても、朝の光が作る陰影が、山肌を美しく染める


松手山から、ピークまで
滑走路に取りつくところからの谷川はガスの中だ
このままの状態だと、仙ノ倉まで歩くのも、どうだろう?


ところが、ピークまでの滑走路を登り始めると
ガスが流れ始めた
いい感じじゃないか、これは期待できそうだ

そして山頂へ


山頂から一度鞍部へと下りきる
そこだけ雪が無いのは、風の通り道だろう
この先、前仙ノ倉の登り返しが、疲れた脚に厳しい

こんなに厳しいアップダウンだったろうか?
前仙ノ倉から再び鞍部へと下りきる
振り返ると、ナイフで切られたような雪庇が残る


仙ノ倉の正面
力強さが迫り来るような谷川主脈
いつか主脈を縦走したいと願いながら、何年過ぎただろう
こうして、一番近い席で見上げる谷川岳

あまりにも大きく
あまりにも静かで
あまりにも美しい

その谷川の姿に圧倒されている間に雲が流れ
予報通り、空は暗くなってゆく

雲から逃げるように前仙ノ倉へ登り返そうとするが
疲れ切った脚はのろのろ


一昨年、最高なコンディションの日に、平標であきらめた
その悔しさを晴らすことが出来た満足感に浸りながらも
やはり主脈縦走は果たさなければならないと
改めて誓うことになった雪の滑走路
さて今年こそは
