
うどん大好きを自称しながらも
未だ食していないうどんがある
福岡うどん、博多うどんと呼ばれるカテゴリが、そうだ
特徴としては、コシの無い、軟いうどん
サバ、アゴ(トビウオ)をメインとした澄んだお出汁
トッピングは、福岡ならではの、ごぼう天、平天
サイドメニューには、これも名物である「かしわごはん」
そんな漠然としたイメージは持っていたが、食した事は無く
いつか福岡に行くと食べるぞと、狙い続けて数年
やっと、そのチャンスがやって来た
福岡在住の飲み仲間である営業部長から
博多うどんなら、やっぱりここですね、と紹介されたのは
呉服町にある、みやけうどん
事前情報は入手せず、ただ、うどんだけ求めて地下鉄の駅を出る
そこは、古めかしい家並みの残る通り
行けば分かる、とのアドバイスは正解で
大きな提灯がぶら下がる、古民家のようなお店だった
シブいお店は、どこへ座れば良いか悩みながら
壁際のカウンターに
メニューも見えず、きょろきょろしてるところへ
うどんと、そば、あとは、いなり寿司ね
うどんには、えび天、丸天、ごぼう天があるよ
ふむふむ
きっと福岡なら丸天だろうなぁ
でも、えび天にも惹かれるし
と悩んだ末、手を上げて、えび天うどんをオーダー
カウンターの向こう、これまた古めかしいお釜から
もうもうと湯気が上がり、網からうどんが掬われる
え?もう出来た?早すぎないか?
お鉢に移されたうどんの上に、えび天が乗せられると
釜の中から、大きなとっくりを出し
そこから、出汁が注がれる

茹でる速さも、先に天ぷらを乗せるスタイルも
釜から出てきた、とっくりにも、すべてに驚かされてる間に
目の前に、うどんが置かれる
1分かかってないぞ
きっとこのスタイル、永年に渡って維持されてて
それが人気の源になってるんだろうなぁ
いいなぁ、このスタイル、いつまでも続けてほしいものだ

うどんは、太く、もちっとしてそうだが
箸でつまむと、あっさり千切れてしまうほどコシが無い
お出汁は、澄んだ見た目の通り、あっさりと、それでいてコクがある
えび天は、あと乗せじゃないぶん、サクっと感は減るが
お出汁を吸って旨みが増している
あぁー
こりゃ美味いわ
他にお客さんも居ないのをいい事に
大将に、ちょこっとお話しを聴かせて頂くと
この麺、特別注文の極太で、製麺所で予め茹でているとのこと
お店で始めっから茹でると、20分もかかるそうだ
なるほど、速いはずだ
改めて、壁のメニューを拝見すると
うどん、そば
三百二十円
えび天
丸天
ごぼう天
八十円
なんてリーズナブル
近所にこんなお店あったら毎日でも通いたくなるだろう
最後に、お勘定しながら尋ねた

しかし、ずいぶん年季が入ってますよねー
そんなに古くないよ、昭和29年創業だから
きっとお決まりのネタであろう一言に笑いながらご馳走さま
福岡を代表する名店
どうかいつまでも





コメント
コメント一覧 (2件)
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パット麺の見た目は「伊勢うどん」のような感じですね。
腰のないのも似てるような、ただ伊勢うどんは醤油だれですもんね。 0
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tanさん
実は伊勢うどんも食べたことが無いのです
もっちりだけど、腰が無い感じは
似てるいるのかもしれませんねー
どうも、あの真っ黒な出汁がダメなのです^^; 0