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今日の旅ごはん 京都お花見おばんざい

新町通で予約したのは朝食が美味しいことで有名なお宿
三井ガーデンホテル京都新町 別邸
もちろん町屋テイストな作りで、何よりも驚いたのは静けさだ
古くから呉服問屋の大店が軒をつなる京都の真ん中
そこで、こんなにも静けさを感じるとは意外だった
その和朝食はホテル1Fの灯篭が置かれた坪庭や
黒光りする梁が目を惹くエントランスを抜けたところにある
関西の巨匠の手による居様/IZAMAで頂くスタイル
店内中央の大テーブルには、京のおばんざいが美しく並ぶ
するめと数の子の松前漬け
九条ネギと赤こんにゃくの沼田和え
コロナ対応によってビュッフェの品数は制限されているそうだが
札の品書きと、ずらりと並んだお鉢を眺めてるだけで
色鮮やかなおばんざいの美味しさが伝わってくる


関西では家庭の味でおなじみの「菜っぱの炊いたん」から
筑前煮、壬生菜のおひたし、胡麻豆腐、烏賊明太子、焼き魚に出汁巻き
意外なカンジもしたが、鯖と鰯で出汁をとった「そばそうめん」も旨く


もちろん白ごはんも、ふっくらと炊き上がった丹後産コシヒカリ
これがおばんざいの優しい味に相まって思わずお代わり
昨晩おそくに中華そばなんて食べなければ良かったな
と悔やむほど、まだまだ食べたりない美しきおばんざい朝食だった


本来は年始に行われるイベントは緊急事態宣言で延期となり
新年度前になんとか駆け込みで執り行われた
それは京都でも最も有名な観光地である嵐山某所で行われ
いつもなら真冬の寂しい姿は、早咲きの桜が満開な嵐山詣でとなった

思えば京都の桜を見るなんて、いつ以来だろうか
そうだ、10年前だ
ヨメさんと京都市内一周トレイルを歩いて以来だ、もう10年も経つんだ
あの頃、10年後には関東に住んでて出張で京都に来るだなんて想像もつかなかった
次の10年はどうなるんだろうか、あと何度こんな桜を楽しめるのだろうか
あといくつの山を歩けるのだろうか・・・
桂川の瀬に浮かぶ桜の葉に、時の流れを想う




さまざまの こと思ひ出す 桜かな



京都駅近く、若いころはお金がなくて、きつねうどんばかり食べていた
そんな懐かしき食堂で憧れの海老天丼を頂くと
懐かしきお出汁の香りに、なんだか泣きそうになった


久しぶりに良い時間を過ごせた京都よさらば
次は来年の1月にまた来るよ
来年?
10年先どころか来年すらどうなるやら先行き不明だな
そう思うと新幹線ホームの夕景すら愛おしく想えた

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