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富士の裾野残雪ハイク

■山行日:2026年03月01日
■山:宝永山のはずだった
■目的:残雪の宝永山
■ルート:水ヶ塚公園(07:30)-宝永第二火口ー水ヶ塚公園(13:40)

そろそろ来そうな予感、いやもう来てるのかも
例の季節になったのだ、そりゃいつかは来るさ

杉と檜と、ふたつの花粉アレルギー、しかも医者曰く重度だそうな
ま、きっとまだ来てないだろうけど、念のためサクっと歩ける残雪の山だ
いつか歩こうと決めていた、宝永山にしよう、残雪に煌めく富士を仰ぐのだ
この季節の登山口は、ここ、水ヶ塚公園からだ
その公園の広い駐車場へ止めると、目の前に富士の姿

思ったよりも雪は少ないと感じるが、それは裾野辺りだけだろう
登山口からは、案内が至る所にある
そういえば、この辺りは富士の樹海、遭難事故も多いと聞くエリアだ
なるほど、うっそうとした森の中
足元には、火山岩らしき大小の黒い岩がごろごろと
やがて、樹林の影が薄くなり、背の高い針葉樹へと変わり始める
と、なんだか鼻がぐずり始める
もしや、登山口のうっそうとしたエリアは檜だったか
と、今さら言っても仕方ないさ
もう歩いてきてるんだから

半ばあきらめの境地で進むと、双子山分岐から足元は残雪となる
が、その残雪も森林限界までで、突然視界が広がったと同時に雪も消えた
あぁ、あの赤い山肌が宝永山だ
なるほど、この火口に沿って回り込むように詰めるんだ
いや、しかし、何だこの急登、しかも足元はゴーロ状
そのうえ、急に風が吹き荒れ始めた
と、突然、今まで我慢していたかのように、くしゃみの連発
え?こんなところで?
おいおい、ここまで来て花粉症ってか?
もう火口は目の前だ、あれを周って行けば宝永山じゃないか

と自分を励ますが、くしゃみの連続に咳きも出始めて
こりゃ、今日はダメだ、、、
せっかくの冬晴れなのに
富士を、宝永山を振り返り、振り返り下り始める

火山特有の赤く焼けた山肌と白い残雪
そして、くっきりとした青空
これ以上はないコンディションだったが、今日は引き下がろう
泣く泣く下りきった水ヶ塚公園から仰ぐ富士は
今まさに雪雲に隠れるところ

結局、それ以降は曇天となり、下山後のランチを終えても
もう富士はその姿を見せてはくれなかった
と言うことは、、、
結果的にはいちばん青空な時間帯に歩けたんだ
そう、今日はラッキーだったんだと、自分を慰め帰路についた
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