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長靴で沢歩き 西丹沢・畦ヶ丸



■山行日:2023年09月
■山:西丹沢:畦ヶ丸
■目的:沢遊び
■ルート:西丹沢VC(07:30)-下棚-本棚(09:15)-畦ヶ丸(11:40-12-20)-西丹沢VC(14:40)

あまりの残暑の厳しさに辟易として、もう山は歩かなくていいか
なんて真剣に思っていたところ、久しぶりに沢歩きはどうだ?と閃いた
その昔は、沢靴履いていろんな沢を歩いたじゃないか
久々に水と戯れて、残暑何て吹き飛ばそう!

そんな、夢みたいなことを空想していたが、よく考えろよ
もう沢靴なんて捨ててから10年以上経ってるぞ、今さら沢だなんて
でも、でも本格的な沢じゃなければどうだろう、長靴とか履いてさ
すぐに頭に浮かんだのは西丹沢、未踏の畦ヶ丸だった
たしか登山口からすぐに沢沿いに歩いて、途中に滝が二か所あって夏向きなはずだ
と思い立ったら即行動派なので、その週末にさっそく西丹沢へ
ビジターセンターから橋を渡った対岸が登山口、そこから数百メートルで大きな堰堤の脇を登ると
そこは広い河原状になっていて細い沢が流れている
トレイルはその沢に沿って右岸左岸を縫うようにピンテが誘導しているけど、ここでブキの登場
ネットで購入した長靴、バードウォッチングブーツなる代物
素材が柔らかなゴムなので、折りたたむことが来て、でもちゃんと厚底で岩の上でも大丈夫
こりゃ、なかなかいいぞ
このブーツで沢の中をじゃぶじゃぶ歩いてると、ハイカーの皆さんから大注目
ときおり現れる滝はそこだけ避けてトレイルに逃げて進む
そもそも森の影の下を歩くルートなので、直接陽射しを受けることが無い
なのでただでさえ涼しいルートを沢からの風がさらに涼しくさせてくれて
きらきらと川面を輝かせる木漏れ日の中を歩く
この心地良さったら


このルートには下棚、本棚と二か所の滝が落ちる
下棚はルートからやや離れたところに落ちているが、すぐ近くまで寄れるので
その飛沫を浴びながらマイナスイオンに全身を委ねる




そして本棚は、その大きさに圧倒される
こんなところに、こんな本格的な滝が突然現れるなんて!


滝の下から見上げると、空がハートの形に切り取られて見えるとか
ま、こんなおっさんにハートとか、どうでも良いのだけれど
本棚を過ぎると、枯れ沢沿いに進むトレイルは急に蒸し暑く
さっきまでの涼風も届かなくて
いかにも西丹沢らしいトレイルは、稜線に乗ると美しく、それはそれで良いのだけど
あまりの蒸し暑さに、これは今日の目的じゃ無いぞ、もう戻ろう
なんて弱音を何度か吐きながらも進むこと2時間ちょっと
やっとこさ畦ヶ丸山頂
そこは展望も無く新装なった避難小屋があるだけ
せっかく涼し気な沢歩きから一転、死ぬほど蒸し暑い中歩いた甲斐はなかったかも
ま、未踏をだった山頂だし、稜線は美しかったし、良しとするか
と、自分を納得させて、涼風の流れる沢へと急ぎ足で戻るのであった
長靴だし、登山道にすぐに逃げられるし
お手軽なんちゃって沢歩きだったけど、なんだか童心に帰ったような楽しさと
15年ほど前には黒部の赤木沢も上ノ廊下も歩いてた若き日のことを想い出させてくれて
なんだか良き水遊びな日になった

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