12月のこと
北海道在住の元仕事仲間から嬉しいメールが届いた
長年にかけて動いていたプロジェクトが、ようやく完了したとのこと
そして近況とともに、久しぶりに一杯飲みたいものですね、と
こんなメールが届くなんて、サラリーマン冥利に尽きる嬉しさじゃないか
んじゃ行くか、ってことで、LCCの安いチケットとホテルを予約して、いざ札幌へ
雪の積もった千歳を想像していたが、一週間前に積もった雪は消えたようで肩透かし
先ずは新千歳空港で、いま最も人気の立ち食い鮨店へ直行し
軽くつまんで生ビール、あぁやっぱり美味いよ北海道
そして札幌へ移動、ホテルにチェックインすると、いつものお店へ
約2年ぶりとなる仕事仲間たちとの再会に、一気にタイムスリップし、昔話に花が咲き
ちょうど前日のNHKおはよう日本で、正月に向けた瓶詰め作業がフル回転している
増毛酒造の映像が流れていて、そこに映る国稀が飲みたくなったところ
その国稀をオーダーし、ホッケの炭火焼きで何杯飲んだことやら
また雪の札幌で会おうと約束し、散開するとホテルまでの記憶は飛んで・・・
それでも翌日は早朝からレンタカーで支笏湖まで、ガチガチに凍った路面をドライブ
なぜに支笏湖か?理由はただひとつ、札幌から近く、軽くハイクできる山が並んでいるからだ
しかも、足元は湖なので、眺望も抜群なのだ、そして今回の狙いはイチャンコッペ山
標高822m、CTは往復4H足らず、しかも眺望抜群という、ふらっとハイクするには最適な山だ
湖畔の駐車スペースの目の前にある登山口から、泥濘の上に枯葉、そして雪のサンドイッチ
そんな急登は歩きずらく、いきなり汗をかく、師走の北海道で汗だ
空模様は予報通り、どんどん雲が広がりはじめ、きっと今日は景色を楽しめないだろう
と、急登を詰めていると右足に違和感、、、なんとチェーンスパイクの歯がちぎれている
今日は間違えて古い方のブツを持ってきていたのだ、ま、仕方ない
だましだまし歩き続けていると、それは突然視界に入ってきた
なんとカッコいい山だろうか
そう言えば、支笏湖までのドライブ中に、モルゲンロートに染まるピラミダルな
ピークが、一瞬サイドミラーに見えていたが、これだったんだ
慌てて地図を見る、そうか、これが恵庭岳なんだ
湖面に浮くような不風死、樽前の姿にも惹かれるが、心は完全に恵庭岳に
と、恵庭岳ばかり見ながら8合目あたりの急登で、右のスパイクは使い物にならなくなり
空もどんどん暗くなってゆく
こんな泥濘、枯葉、雪のサンドイッチの急登で滑ったら最悪だな
今日は、もう下ろうか
8合目で、ぽつんと立ち尽くし、しばらく恵庭岳の姿を目に焼き付けて
とぼとぼと下山した
たったそれだけの支笏湖ハイク
ま、そんな日もあるさ
また来ればいいさ、また皆に会いに来ればいいさ
来年の冬も来るよ札幌、そしてイチャンコッペ
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