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灼熱の中央アルプス 空木岳(前)



■山行日:2023年08月10-11日
■山:空木岳
■目的:10数年ぶりの中央アルプス
■ルート:★駐車場(5:40)-ヒュッテ(13:00-17:40)-空木岳(18:00-18:20)ーヒュッテ
     ヒュッテ(05:40)-空木岳(06:00ー06:30)-ヒュッテー駐車場(11:20)

山友夫妻の山行記録に惹かれ、この夏歩いてみたいと思った山
それは中央アルプス檜尾岳だ、新装なった避難小屋(有人・有料)が
たいへん綺麗で快適で、もちろん山自体も展望も良く、なんと言っても
ロープウェイから千畳敷を超えて行くのだから楽でもある
この夏の暑さ、少しでも楽して涼しいところへ!

と企んだのだがどうやら件の避難小屋はたいへんな人気で満室状態が続いている
さぁどうするか?じゃお隣の空木岳はどうだろうか?と駒峰ヒュッテへ
問い合わせる(手段はメールのみ)とOKとの返信
優雅にロープウェイでは行けないが、涼し気な山行を楽しもう

と、のんきにお気楽なことを考えていた、、、

駒ヶ根なんて何年ぶりだろうか?
と、古い記録を紐解くとなんと2008年8月の木曽駒以来だった
と言うか中央アルプスって、その一回歩いたっきり15年ぶりになるのだ
登山口で90分ほど仮眠をとって歩き出したのは5時半すぎ
まだ早朝なのに、森は蒸し風呂のような暑さで先が思いやられる
通行止めの林道を縫うようなハイキングコースで林道終点まで
汗を拭き拭きのろのろ歩きでたっぷり90分、四阿でシャツを脱ぎ休憩
上半身裸で南アルプスオールスターを眺める
林道終点がやっと登山口
そこからは深緑の美しい森の中を九十九折れで進む
トレイルには道標が何か所もあり、いつまでも緩い散策ルート
それは後半に急登が待ってるってことだな?
涼し気な森の風景とは裏腹に、ねっとりした空気がまとわりつく
水場ではありがたいことに冷えた水がじゃぶじゃぶ流れてて
誰もいないのをいいことに、ここでも上半身裸になって
頭から水を被り、しばし木陰で座り込んでいると、やっと楽になる
なんだよこの暑さ
尻無、マセナギを超えるとようやく風の通る心地好いトレイル
ここでもシャツを脱ぎ(ほんとそれほど暑い!)タオルと一緒に
倒木に干すと、新しいシャツに着替えて木陰に寝っころぶ
これほど何度も裸になるなんて登山歴もそろそろ20年に近づくが初めてだ
少し生き返った気がするも、歩き始めるとすぐに地獄の始まり
由来は不明だが、ここから小地獄、大地獄と名の付く難所が続くようだ
その地獄は鉄階段から始まった
ハシゴ、鎖場、階段、ロープ、その繰り返し
しかも軽くアップダウンしながら登る
標高2,000でこんなルートが続くだなんて
そんなに危険な箇所は無いけれど、これは精神的にも消耗させられる
なるほど地獄だな
その地獄を過ぎてやれやれと思ったら
何やら森の中から視線を感じる
ふと振り返ると
おいおい驚かせるなよクマかと思ったよ
避難小屋(無人)のある空木平との分岐を過ぎると
やっと木曽駒の姿が現れ、そして風が流れて来る
でも森林限界を超えたトレイルには容赦なく陽が照り付ける
巨岩の駒石を過ぎてふり返ると南アルプス
素晴らしき展望に立ち止まる
そしてやっと駒峰ヒュッテ
先ずは、先ずはビールだ
小屋は1Fがダイニング(もちろん自炊)2Fがザコ寝場所
銀マットが敷かれてあり、ひとりぶんのスペースが確保出来ていて
簡易的なカーテンもあって快適だ、そして何よりも小屋の前にはテラス席
目の前に木曽駒、少し左には雲に浮く御嶽山を眺めながら乾杯
あぁ生き返るひととき
缶ビール2本で食事を済ませ、ぼーっと陽が傾く姿を眺めていると
御嶽山の方向がどんどんオレンジに染まり始めた
これは行くしかない
空木岳山頂へはヒュッテからほんの15分ほど
少し登っただけで空が近付いた
さぁこれから素晴らしいマジックアワーの始まりだ

コメント

コメント一覧 (2件)

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    こんばんは。
    懐かしいなあと、私がしらび平から歩いた時のレポ見返したら
    なんと10年も前のことでした。
    でね、その時のレポにこの「地獄」のことを
    <確かにやせ尾根ですが、地獄と思われるところには真新しい鎖がつけられていて…
    「地獄だったら、鎖なんか付けてくれないよね?」なんて
    憎まれ口きいてしまった私たち(^^;あれれと言ううちに地獄を過ぎ、…>
    なんてさらりと書いていてびっくり。
    …若かった遠い日(^^ゞ 1

  • SECRET: 0
    PASS:
    palletさん

    10年前の記録拝見しましたよー!越百までの縦走を狙ってたんですね!
    私のような悲壮感なんてカケラも無く、るんるん歩きでお二人の
    楽しそうなハイクが羨ましく思えました^^;
    でも空木の山頂からの展望が、私が早朝に見たのとまったく同じ
    青空と雲のカンジなのが嬉しかったです。こうして振り返ることが
    出来るのもブログに記録を残してるからこそですね~
    ずーっとサボってますが、ぽつぽつ記録していきますね^^ 1

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