■山行日:2018年02月10日(金)-11日(土)
■山:森吉山
■目的:三大樹氷
■ルート:池袋(220:00)-鷹巣駅(08:16)-阿仁合駅(09:14)-阿仁合スキー場(10:00)
山頂駅(11:00)-樹氷-スキー場下山(14:00)-阿仁合駅(16:00)-角館駅(17:20)
日本三大樹氷を知っているだろうか
蔵王、八甲田山、このふたつは誰もが思いつく
でも、秋田の森吉山は知名度的には低いのでは?
いや、自分は知らなかった、昨年末のNHKで放映された
ある映像を見るまでは、まったく知らなかった
その映像には、中腹からどこまでも続くかのような霧氷
そして、山頂に向かっては、アイスモンスターと化した
巨大な樹氷群が広がるシーン
三大樹氷、大吟醸雪の茅舎、つや姫、そして秋田いぬ
みちのく魅力キーワードが、樹氷映像に流れてくると、もうダメ
樹氷に、秋田いぬに会いたい、お酒とつや姫ごはん食べたい
あぁもう
行くぜ、東北
池袋西口から、秋田内陸鉄道は鷹巣駅まで、約700キロ
深夜バス、ジュピター号は、吹雪の東北道をガンガンすっ飛ばす
白河の関を過ぎ、国見を過ぎると、そこから先は始めての北東北
岩手山SAでの休憩時、ドライバーたちの会話は
外国にでも来たのか?と思えるほど
そりゃそうだ、もう来てしまったのだ
みちのくへ
鷹巣駅は、秋田内陸縦貫鉄道の北端、ここから南端の
角館までを縦貫する、まさにローカル鉄道だ
雪に埋もれるように立つ駅舎の横に、ちょこんと1車両
窓には、秋田いぬの手形が散り、なんとも微笑ましい
ゆっくりとガタンゴトン、すぐに次の駅
ローカル鉄道は、地元の生活に根付いているんだ
やがて曇り空と変わり、車窓からは雪景色へと
約60分でマタギの里で知れる、阿仁合駅、ここから
登山口となるスキー場までは乗合タクシーとなる
このエリア、森吉山観光パスなるお得なパスポートがあり(*1)
内陸鉄道が終日乗り放題、スキー場までのタクシー往復と(*2)
ゴンドラの往復券、他に温泉割引等込みで、なんと4800円
移動だけで最低でも1,500円以上割引となる
30分ほどジャンボタクシーに揺られて阿仁スキー場へ
早速準備し、登山届をカウンターへ出すと・・・
山頂へ行くのかい?上は吹雪いてるからー
そう不吉な予言をシブい顔で告げる係員さんに送られる
その予言の通り、ゴンドラの窓からは、薄暗い空の下
強風で、霧氷が飛ばされているのが見て取れる
標高1160、山頂駅でゴンドラを降りる際も、係りの人に
風に気をつけろと言われ、スノーシューを履いた脚の出足も不調
早速の横殴りの風に、雪つぶてが痛い
見る見る間に吹雪の彼方へと消えてゆく
足元に広がる霧氷の森
きっと、北方にちょこんと見えるのが岩木山、田代岳だろう
晴れ渡っていたら南方に白神山地までのパノラマが広がるのだが
一組、ふた組と、下ってくる登山者たち、皆さん苦笑い
そりゃそうだろう、この吹雪じゃ笑うしかないよ
それでも、少しでモンスターに近付こうと、山頂方向に進む
ガツっと何かにぶつかり、脚を止めて確認すると
立ちはだかるスノーモンスターだった
後方はゴンドラ駅がうっすら確認出来るのだが
自分が立っている所から先は、ホワイトアウトに近い
これ以上はムリだ、あきらめよう
戻ろうとすると、一瞬だけ視界が晴れ、モンスターたちが現れる
足元に広がる霧氷の森も、怖いほど美しく見とれてる、その刹那
まるで魔法のように、視界は白一色の世界へ
まぁいいさ、せっかくの遠征だったけど
また会いに来るよ、きっとまた来るよ
ちょっと落ち込みながら下山すると、スキー場のレストハウス入口に
大きな尻尾がゆっさゆさ揺れている?あ、秋田いぬだ!
この秋田いぬ、名前は北斗(ほくと)君、一歳、昨年の夏から
阿仁スキー場の看板犬に就任した、アイドルだそうだ
なんて可愛いんだ、このヤロー、と頭をぐりぐり
目的だった登山が出来なかった悔しさも消えるほど遊んだ
(*1)森吉山観光パス・・・鷹巣駅で購入可
(*2)乗合タクシー・・・前日までに乗車予約が必要



















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