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今日の旅ごはん 下仁田カツ丼

群馬県は西上州の登山だった

下仁田、南牧、限界集落と称されるエリアは
のどかな風景が広がり、日本の秋の情景が楽しめた

その帰り道、下仁田名物であるカツ丼が食べたくなり
小さな駅前にある、小さな商店街のレトロなお店に立ち寄った


そのお店「きよしや」の前は、数名が並び
ライダー、登山者、観光客、そして地元のファミリーが
カツの揚がる香りに包まれて、順番を待っている

最後尾に並ぶと、前は黒のライダースジャケットに
擦り切れたデニム、ブーツ姿に、長い黒髪が揺れるお姉さん

15分も待つと「お二人さん2番へどうぞ」と声がかかる
二人じゃないんだけど、どちらにせよ相席となるのだ
小上がりでお姉さんと二人、小さなテーブルを囲む

「はぁい、お二人さん?カツ丼?」

二人時間差で頷くと、数分で声がかかる


「2番さん、お願いしますー」

セルフなので、丼ふたつ並んだお盆を受け取る
蓋の上に、小皿に漬物、いい姿だ
とカメラを向けていると、さっと手が伸びた

黒髪サラサラお姉さん、蓋を開け、手を合わせると
サクサクとリズムに乗ってカツを食べ始める
その食べっぷりは豪快だけど、決して行儀が悪いワケじゃなく
リズム感も小気味良く、つい見とれてしまう

カツ丼は、見た通り、卵とじも無く、白ごはんにカツが乗ってるだけ
実は、そのカツ、揚げたてを醤油ベースのタレに、さっとくぐらせてあり
何とも言えない、甘味と旨みが口に広がり、ごはんが進む

店内は、みんな丼を抱え、わしわしとカツ丼を食べる老若男女
きっと(西)上州弁だろうと思われるイントネーション
次々とカツを揚げる油の香りと、醤油の香りが漂うレトロな空間
今自分はどこに居るんだっけ?

ふと前を見ると、お姉さんは食べ終えたようで
ふたたび丼に手を合わせると、軽く会釈、そして
魅力的な笑顔で唇に指を射すと、声を出さず口元だけで

ご、は、ん、つ、ぶ
 

慌てて口元に着いてる米つぶを探す目の前を颯爽と出て行くお姉さん
それを、口を開けて見送るオヤジの顔は、きっと大間抜けだったろう
 

醤油たれと、カツの揚がる香り
ライダースジャケットの素敵なお姉さん
そして小さな街並み、レトロなお店と上州弁

いいお店
いい山旅だったな

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    なかなか旨そうですね!

    しかし、もひとつのメインは「黒髪のお姉さん」のような気がするなあ。

    因みにきよしやをググッテみました、我が家から車で休憩無しで6時間37分掛かります。
    メッチャ高価なカツどんですわ!! 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    tanさん

    黒髪さらさらお姉さんね^^
    6時間37分かけてでも、お姉さんが居てくれたら
    きっとご満足頂けるかと、って、あいかわらず
    アホなこと言わせますねぇtan兄さん(^^;) 0

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