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夏山の情景 木曽駒ヶ岳(前)

■2025年07月19日-20日
■山:木曽駒ケ岳
■目的:17年ぶりの木曽駒
■ルート:千畳敷駅(06:30)-テン場(07:40)-テント設営ー木曽駒ケ岳ーテン場(10:15)
テン場(05:45)-千畳敷駅(07:15)
どこかテント張って、まったり景色を楽しみながら缶ビールでも
そんな、何の目的も無い海の日三連休は、特に理由も無く木曽駒とした
17年前に関西の山仲間の皆さんと登ったっきり、もう記憶も曖昧な山だ


この山で最大の難関はいかに早めのバスに乗れるかにかかっている、しかも連休初日だ
この難関を攻略するために、前日の23時頃に始発駅となる駒ヶ根駅の駐車場に止め
バス停にザックを置き(すでに5人待ち)車で仮眠して6時始発のバスに乗った
しらび平からのRWは6時5分発、おそらくこの日の2便ではないだろうか
ここまで最適なテン場をゲットするために気が急いていたが
後はもう急ぎようも無く、乗越浄土まで行列に着いて行くしかない
さすが千畳敷、半Tシャツでは寒いほどの気温
でも当たり前だけど10分も歩くと朝から強烈な陽射しを受けて汗が流れ始める
陽射しは強いが、朝の冷気も残っていて不快感はない
チングルマ満開の階段を九十九折れで進むが
思っていた通り登山者だけでなく観光客の皆さんもいるので、どうしても速度は遅く
下山者とのスライドの譲り合いもスムーズとは言えない
こりゃ下山するのも大変そうだ
40分で浄土乗越
こんな眺めだったっけ、自分の記憶の無さに呆れてしまいながらも
大展望と空の近さに嬉しくなる
17年前に登った宝剣は見上げるだけでスルーする
雲海を見降ろしながらのハイク、RW降りて40分でこの景色はズルいな
中岳では少し休憩して景色を楽しもう
って思っていたら、テン泊組は皆さん考えることは同じで
我先にと下って行く、その姿を見て負けじと後を追う始末
いったい何と競争してんだか
急いだ甲斐もありテン場到着は第三位入賞
このテン場、広く見えるが実際は岩だらけで、快適に張れる平地は多くない
23時からのバス停で順番確保し、ここまで急ぎ足でやって来た努力の末に
東向き、日当たり良好、風光明媚な好立地、まさにベストポジションに設営すると
そのテントの姿に我ながらご満悦
しかし時間はまだ8時前
何をするでもなく、ぼーっと雲海が流れてく夏山の情景を楽しんでいると
どこからかピヨピヨと声がする、え?
雷鳥の雛たちだ!
信州大学の研究チームが乗鞍岳から連れてきて孵化させて
半世紀ぶりに中央アルプスに雷鳥を復活させた、そのファミリーが定着しているんだ
登山者たちを恐れもせず足元までやって来てはその姿を披露してくれる愛らしさ
その様子を見守る母の凛々しい姿に
燕山荘の赤沼さんがいつも夕食の際に語る言葉を思い出す
世界では北ヨーロッパ、ロシアにも生息する雷鳥、唯一ヒトを敵と見做さないのは
この日本の雷鳥だけだ、何故なら古来より山岳信仰が深く根付く信州では
「神の鳥」として大切にされてきた歴史があり、今も日本の雷鳥には
その歴史がDNAとして残っているそうだ
太古の昔から生き続ける神の鳥
そのDNAを我らの時代で変えるようなことがあってはならない
愛らしい雛たちの姿に、赤沼さんの言葉を想い出しては頷いていた
雛たちに癒されてまったりと過ごすが、暑い、とにかく暑い
そりゃそうだ、日影なんて1ミリも無いのだ
じゃ、そろそろ歩き出すとするか
とは言っても駒ヶ岳なんて、あっと言う間に登れるのだ
やや霞んではいるものの北アルプスも望める
でもやはり御嶽の存在感は大きい
山頂から将棊頭山への稜線のなんと綺麗なこと
ふぅむ、、、
いや、きっとこの暑さで将棊頭山まで行くと帰ってこれなくなるだろう
今日は引き返そう
テン場に戻るもやはり暑さは変わらず、いやさらに灼熱と化している
ここまで暑いと缶ビールを買いに行くのすら面倒で
とか言いながら買ってきて飲むのだが
で、飲んでしまうとどれだけ暑かろうが昼寝になってしまうのである
ま、これが今回の目的なんだけど

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