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登り初めは富士詣 檜洞丸



■山行日:2023年01月08日
■山:檜洞丸
■目的:富士詣
■ルート:箒沢登山口(08:00)-檜洞丸(13:00-13:30)-登山口(16:00)

年末年始は初めて自宅から離れて旅先で迎えることになり
当然飲み食い放題的な状態で、あっと言う間に太ってしまい
人間ってこんなに簡単に太るんだと我ながら感心する
って、感心してるバヤイじゃない、初登り行くぞ!

登り初めはやはり富士山を初詣できる山だ、となると丹沢だな
塔ノ岳は賑わってるだろうから、いつもの西丹沢は石棚山稜から檜洞だ
自宅を出るのが若干遅かったのもあるが、まさかの事故渋滞で
西丹沢に着いたのは7時過ぎ、当然駐車場は隙間も無くUターン
箒沢をさらに下ったキャンプ場近くに駐車場を見つけ
偶然にも1台ぶん空いていたスペースに駐車すると
15分ほど歩いてやっとこさ箒沢登山口スタートは8時って、遅っ!
まだ陽が昇らない内に歩き出してるつもりだったのにさー
道路沿いの駐車スペースが無くなってから西丹沢は厳しいよ
なんてボヤきながら、落ち葉の吹き溜まりでもう滝汗をかいてる
そして既に息は上がっている、なんだかキツいな
身体が、脚が重くて、一歩々が遅い
たった3週空いただけでこんなにも響くものだろうか
板小屋沢ノ頭の手前、いつもそこまでは振り返るのを我慢するポイント
何故なら、ここまで我慢して振り返るとほら、富士山がバッチり拝めるからだ
梢の合間から覗く富士の美しいこと、それに箱根まで今日はくっきりだ
稜線への最後の詰め
普段でもバテバテになるこの急登、今日はもう倒れそう
でも稜線に乗っかって、ふり返る富士山の全容は何度見てもため息だ
新年早々、その堂々たる姿に背筋が伸びる想い
今年も事故無く歩けますように見守ってください
深く頭を下げ手を合わせ遥拝
そして、ゆっくりと大好きな稜線、石棚山稜を歩き出すけれど
膝どころか腰までガクガクしてるぞ?なんでこんなに??
南アルプスは霞んでいるけれど、時おりくっきり明瞭に見える不思議
それはまるで誰かがいたずらでもしてるかのように
カメラを向けた途端に霞んでしまう気がする
石棚の山名板辺りで、もう今日はピーク踏めないかも
そんな気がするほど疲れ切っていた
よく考えたら12月は七ツ石山に登ったっきりだ
あれからカラダは全然動かせていない、しかも正月太り
そりゃこのルートは堪えるよ
なぁんて自分への言い訳、逃げ道を用意するとなんだか気が軽くなり
今日も誰一人いない静かなるこの稜線の美しさに浸る
白ザレノ頭、テシロノ頭を過ぎた頃、もう全身ふらふら
ユーシンとの分岐点でついに腰をおろし、いや倒れ込み
もう、もういいよ、ここでいいよ
自分への言い訳も出来たし、もう今日はここで帰ろう
と、10分ほど倒木にカラダを横たえていたけれど
今日は登り初めだぞ?2023年初の山だぞ?
ここで下山したら今年は負けの年だぞ?
何度も自分に言い聞かせて立ち上がった
真白き富士に背を押され
そうして辿り着いた檜洞丸ピーク
もう陽が陰り始め、どんよりとした空からは小雪が舞い落ち
ろくに景色も見えないその山頂で、震えながら小さな達成感に包まれた
負けなかったぞ、自分に
下山する頃、ツツジ新道分岐でふっと明るくなった空に浮く富士山
あぁ、最後にもう一度姿を見せてくれたよ
こんなへろへろな姿は可笑しいかい?
それともよく頑張ったって言ってくれるかい?
今年も真面目に歩くから
ちゃんと歩くから、見てておくれよ

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