MENU

冬の奥日光そぞろ歩き

■山行日:2018年11月10日(土)
■山:奥日光戦場ヶ原
■目的:初冬の戦場ヶ原
■ルート:赤沼茶屋(09:00)-小田代ヶ原-赤沼茶屋(12:00)-中禅寺湖畔(60分周回)

晩秋の奥日光、あの黄金色に輝くカラマツの紅葉を見せてやりたい
嫁さんに、そう約束していたけれど、期を逃してしまった

きっともうカラマツの葉は落ちているだろうけど
天気も良い週末、紅葉のラッシュも過ぎ
人気の少なくなった戦場ヶ原を歩こうか

凛とした初冬の空気に冷やされ
湯元のにごり湯に浸かる
それだけでいいじゃないか


紅葉も終わったはずが、意外と車の多い、いろは坂を越える
それでも、赤沼茶屋駐車場は閑散とし、季節の終わりを覚える
ぴんと冷え切った空気と、柔らかな初冬の陽射しの中
森へと歩き始める

かさこそ、かさこそと、落ち葉を踏む音
ザクザクっと、霜柱を踏む音
静かな森に、足音だけが響く

 なぁなぁ、お父ちゃん?何で、ここが、そんなに好きなん?

不思議そうに問う嫁さん
その答えは自分でも分からない

強いて言えば 「囲まれ感」 だろうか
東にどん、っと存在感のある男体山、その横に兄弟のように並ぶ
大真名子、女峰山、太郎山、山王帽山

そして北には、白根山

そんな名峰たちを前に、後方は奥深い森
この囲まれた感じだろう
なんて、嫁さんに話しても伝わりはしないか

ほら、どうだ、この山たちの並ぶ姿
美しいだろ?

カラマツは、梢の先だけ、わずかに黄金色を残し、ほぼ裸だ
でも、これはこれで、ひとつの季節の終わりを感じさせてくれる姿だ

澄んだ青空と、流れる雲に見とれてる間に、小田代から戦場へ回る事を忘れ
そのまま、小回りで戻るルートを歩いていた

あぁ、今日のこの青空の下、戦場ヶ原からの山並みを見せてやりたかったな
ま、いいか、きっと嫁さんには、どちらからも同じだろう

ってな、ことで、早いけどランチとするか
小田代ヶ原展望台のベンチで、鍋を並べる

目の前には男体山、誰もいない森の中で鍋焼きうどんを啜る

あぁ、冬は美味しいな

さて、このまま温泉入って帰るのも物足りないし
遊覧船にでも乗ってみるか

うんうん、乗ろう乗ろう

船上から望む白根山、その上には、ちょっと気の早い雪雲のよう
その白根から降りてくる風は、カメラを持つ手が凍えるほど冷たく
慌てて船室へと逃げ込むと、嫁さんは部屋の暖かさに、うとうとと

湖に浮かぶ、社山は、その裾野が赤く、まだ紅葉が残っていてるようだ
やはり男体山の存在感は、水上でも圧倒的で、御神体としての神秘さを覚える

初冬の奥日光の山並みを、湖の上から眺める贅沢なひととき

最も奥日光が美しい秋は短すぎて、冬の訪れは早すぎて
その移ろいに、山も、我らも付いていけなくて

そんな季節の終わりと、始まりを
夫婦で、静かに味って、今年の山は小さな幸せで幕を閉じた

ブログランキング・にほんブログ村へ
■RANKING■

コメント

コメント一覧 (4件)

  • SECRET: 0
    PASS:
    この辺りは私の青春時代の思い出とともにある場所。
    湖で遊覧船に乗るのも大好き。
    とってもいい日に歩かれましたね。
    奥様きっと心の奥深くにこの光景を焼き付けたことと思います。
    こんなふうに静かな風景を見せていただけて私も幸せな気持ちになっています。

    ありがとう。 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    空気感と言うか、、
    情景が香り立ちますね。
    心地よい記録ありがとうございました。

    良いお年を 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    palletさん
    ふふふ
    いつも奥日光の記録には反応されますね
    きっと、懐かしき、そして良き思い出がいっぱい
    ここにあるんでしょうね
    青春時代の奥日光ですか~、なんだか、いいなぁ^^
    こちらこそ、ありがとうです! 0

  • SECRET: 0
    PASS:
    akt39さん

    >情景が香り立ちますね。

    香り立つ・・・なんて詩的な表現でしょうか
    嬉しい感想ありがとうございます^^

    良いお年を
    0

コメントする

目次