


誰かの残した足跡を追って戦場ヶ原を彷徨った
季節が変わる度に訪れたエリア
上州に住んでた頃一番歩いた奥日光に広がる湿原
神奈川に越して、ふたつの季節が過ぎ
何故かここが恋しくて、ここを歩きたくて
今までよりも100キロ遠くから
つい、ふらっと来てしまった



雪が無いのは知っていたけれど
男体山までも、こんな姿だとは思ってもみなかった
それでも
澄み切った冬の空に
冴えわたる空気
ときおり舞い上がる粉雪
戦場ヶ原を吹く風は、いつもの冬の風だ


湯滝まで歩いて折り返す
どこかですれ違うかと思った足跡の主




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